何とまぁ…今どき珍しい古臭いお話。海辺で拾った壺から現れた妖精と元ロックシンガーの愛の物語。妖精が願いを叶えてくれるというお約束な展開。やがて二人は恋におちるのだが、元マネージャーからの誘いに、彼は現実に戻るかの決断が迫られる。そして彼は…。

はぁ。何とも形容し難いショボさを感じながら最後まで観たっけ。当時パートナーだったダイアン・レインとクリストファー・ランバートを共演させるための映画。美しいダイアンを見るにはいいけれど、映画としては…（自粛）。






（以下、結末に触れています）



ラストで主人公は壺を海に戻す決断をする。それは妖精との別れを意味する。波打ち際で涙でくれる彼。…そこに近づく一人の女性。それは…。

ひゃー。出来すぎの結末。これがやりたかったのね。

　　☆

しかし、このシーンで僕は爆笑した。それはこの映画を観る前日に、たまたま観ていたある映画と結末が全く同じだったから。その映画のあらすじは…

恋人に振られた主人公がゴミ捨て場で人形を拾う。「お前も捨てられちゃったのかよ」と言いながらその人形を持ち帰った彼。すると翌朝きゃわゆい女性が部屋に。彼女は昨夜の人形が人間になったものだった。（略）…そしてラスト。人形を失って失意の中にいる彼の元に一人の女性が近づいてくる…。

えー！？
二日連続同じ結末の映画観るなんて！こんな偶然あるんか！映画の神様の悪戯だ！

その映画は、にっかつロマンポルノ「いたずらロリータ　後ろからバージン」。大好きだった水島裕子主演、監督は金子修介。

ダイアンレインで観た

内容よりも、ダイアン・レインが…良かった