ましゅー

エスターのましゅーのレビュー・感想・評価

エスター(2009年製作の映画)
3.8
2週間前の週末、「ダークスター」の後 深夜も深夜、ド深夜になってから(12/6(日)未明)実はもう一本観ていました。
それが本作。公開時には劇場で観れず、後年その存在を知ってからずっと観たいと思っていた作品でした。
.
実はまだ今みたいに配信サービスが盛んになる前、DVDレンタル全盛期に一度ディスクを借りたことがあったのですが、複数枚イッキ借りの挙げ句、時間切れで観れないまま返却してしまったという曰く付きの作品でもあります。
.
長らくNetflixのマイリストに入れっぱにしたまま、他の配信ないしはレンタル期間終了作品を優先してこなしていたのですが、ついにNetflixの配信期限を知る方法を見つけた私は、先週平日に配信終了の迫った(12/17(木)…既に終了しちゃってますね…😓)本作を観ざるを得ない状況に追いやられたのもあります。
.
何かそんな事書くと嫌々って感じですが、全然そんな事はないんですよ~😅 子どもがメインキャラクターでありながらこの雰囲気・不穏さ。むちゃくちゃ好みです。
しかも「この娘、どこかが変だ。」なんて煽られたらそりゃますますそそられるってもんです。
.
「ダークスター」がちょっと脱力系のSFだったんで、ちょっと緊張感をもって臨みます…。
.
.
(以下 Yahoo映画より抜粋)
孤児院の少女を養子に迎え入れた夫婦が、その日以来奇妙な出来事に遭遇する恐怖を描くサスペンス・ホラー。『蝋人形の館』のジャウム・コレット=セラ監督がメガホンを取り、実子を流産で亡くしたことへのトラウマと謎めいた養女に苦しめられる夫婦の姿を追う。悪魔の形相を見せる少女役の子役イザベル・ファーマンの熱演、ホラー作品を得意とするダーク・キャッスル・エンターテインメントによる一流の恐怖演出が観る者をとらえて離さない。
(以上 引用終わり)
.
.
いや~!これは皆さんこぞって称賛の声を上げるはずですよ❗これは極上のスリラーですね~。不気味ですね~不穏ですね~。
そしてオチにド肝抜かれますね~😆❗
怖い怖い😅💦
.
悪い子どもが活躍(?)する映画っていくつかあると思うんですけど、とりあえず私がパッと思いつくのはこれまたジョン・カーペンターの「光る眼」くらいなんですが(偏ってる~~~🤣)、それはだいぶSF色が強く、他の作品でも元々友愛精神が欠落してるとか、子どもならではの無邪気さから来るものだったりとか、どこかしら精神的に変調を来した子ども達の怖さみたいなものが主だったりしますよね。
.
本作はそう思わせてからの~……いや。ダメだ。ネタバレになってしまう😅
とにかく仰天の真相がこの映画のキモなんで、詳しくは語れませんが「こう来たか~‼️」ってな感じで、恐ろしくなりますよ、これは。
.
それにつけても、そのエスターの不気味さ・怖さを最大限醸し出していたのが、演じる #イザベルファーマン 。当時これで12歳だというんだからこれまた驚き😲❗ですよ。

可愛らしい少女の素顔とは裏腹に、その演技から醸し出す嫌らしさ・狡猾さはもとより、終盤の文字通り体当たりの熱演は、12歳の少女とは思えない役者魂を感じますよ❗
.
どうやら前日譚としての続編の製作も決定し、エスター役はイザベル・ファーマン本人が続投するとの報も流れましたが、23歳、すっかり大人の女性になった彼女がまたどんな熱演を見せてくれるのか、公開時期は未定ながらもまた一つ先が楽しみな案件が増えましたよね~🤗
.
いやいや。とにかく本作、子犬のように可愛らしい義妹や、意外とエッチに羽目を外しがちな両親のある意味間抜けな行動🤣も見どころではありますが、ぜひエスターその人の所業とその結末について、刮目して鑑賞いただきたいものであります🙌
ましゅー

ましゅー