大ヒットミュージカルの映画版というのを差し引いても、無駄にテンションが高くて歌もメリル・ストリープ以外はちょっとボイスアクター入れたほうがってレベルだし、ダンスの振り付けもスケール感がなく舞台用の演出プランをそのまま映画に持ってきたのではと疑いたくなるレベル。
舞台での最適なテンションと、映画に丁度いいテンションは全然違うので、正直映画としては見づらい。
またメインストーリーである主人公の父親探しにも問題あって、結婚式に呼ぶ母親の日記に書いてあった一夜を共にした三人の男の時期に違いがありすぎるので、自分の年令から逆算すれば簡単にわかるわけで、そもそも物語として成立していない。