鎌谷ミキ

ミスティック・リバーの鎌谷ミキのレビュー・感想・評価

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)
4.0
【新婚にはふさわしくない映画①】

[あらすじ]
幼なじみのジミー(ショーン・ペン)、ショーン(ケビン・ベーコン)、デイブ(ティム・ロビンス)。11歳の頃、デイブの誘拐事件をきっかけに疎遠になる。それから25年経ち、3人が関わる殺人事件が起こる。

[レビュー]
毎度お世話になってる美容師さんのオススメ、このタイミングで観ました。どよーん、、、しばらく引きずるって、ホンマ。

とにかく話が重すぎる。クリント・イーストウッド監督は3度目(父親たちの星条旗、硫黄島からの手紙)ですが、ライトな作風ってあるのかな…今のテンションからの高低差スゴすぎてキツイ。後、子どもいる人には向かないって…
正義を貫くこと、真実を暴くこと、この二つがクロスすればよかったのに…とても複雑。

サスペンスタッチなのはよかったですね。なかなか重厚な人間ドラマ。最初から何か起こるんだろうなって不安感を煽る演出。痛ましい描写。憎しみの殺意。だから、何見てるんだ私…まあ、スリラーも見る気マンマンですけどね(懲りろよ)

ケビン・ベーコンさん、GotGでイジラれてるイメージしかなかったから、こんな雰囲気の方なんですね。『フットルース』気になるなぁ…

ショーン・ペンさん、あまり見たことないなぁ…社会派が似合う感じ。今回共感したいけど、そこまではできない役柄でしたが。

何も残らない作品より、何かしら残る作品は好きですね。でも、今その時ではない…
それにしても、この結末はどうにかならなかったかな…親的にね。

コンディションがいいので、シリーズ化していこう。目指せ!『ミッドサマー』(いやー、ムリなもんはムリやからね)
鎌谷ミキ

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