Ricola

海底王キートンのRicolaのレビュー・感想・評価

海底王キートン(1924年製作の映画)
3.8
キートン、今度は海へ。そして海の中へ。


船上でハイスピードで繰り出されるギャグの連発に少しついていけなくなるも、やはり細かいところまで面白い。


追いかけても絶妙なすれ違いばかりの船の中のシーンなんて、少々しつこいかもしれないが、なんだかずっと見ていられる。

料理シーンなんて大雑把というかダイナミックなやり方。もはやパフォーマンスで、驚かされるばかり。

しかし1番笑ったのはおじさん(?)の絵で振り回される二人笑

海の中のシーンはメリエスのようにセットで撮っているのかと思いきや、ちゃんとブクブクと泡が立つので本当に水中で撮っているのかもしれない…。
彼を襲いかけるサメが明らかに偽物でかわいい。


ちょっと今では人種差別と言われるであろう描写には古臭く感じたが、そういった白人主義的な点を除けば、恋愛ありアクションありホラー(?)ありのてんこ盛りドタバタコメディで面白かった。
Ricola

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