滝和也

ライオン・キングの滝和也のレビュー・感想・評価

ライオン・キング(1994年製作の映画)
3.5
輝くたてがみ
轟く稲妻嵐を貫く
白い獅子レオ〜♬
挑む夢幸せを〜♪
招く朝ジャングルに〜
道果てしなくレオ〜♪

ここまで似とるとは(笑)
僕の世代では直ぐ
には楽しめない…涙

「ライオン・キング」

サバンナに大国あり…百獣の王ライオンを抱く、その国で…。やっぱり…これから想像するのは冒頭のレオのテーマ。荒々しいオープニングに対し繊細なエンディングテーマでしたが…作品と共に名作中の名作で、大好きだっただけに…受け入れがたいと言うか、比べてしまうと言うか…。作品としての評価不能と言うか…。

こんな似てるんだと。メインは王侯貴族の跡目争いと言う欧米らしい内容で、悪しき魔女代わりに叔父さんとそこについた嫌われ者ハイエナという…。まぁハイエナもね(笑)そうそう…。マンドリルの爺さんもね…ヒヒね。これはジャッキー作品の師匠感も合わせてね(笑)

音楽も流石ディズニーアニメのトップだけあって素晴らしいんだけど…レオのテーマが好きすぎて…(笑)比べちゃうと勝てるわけもなし…。

手書きアニメとセルの爆発的な枚数によるなめらかな動きとかディズニー流石なんだけど…白い獅子レオの可愛さに齒が立たないし…。

美しく彩られた記憶に何一つ勝てない。

手塚先生のバンビ他ディズニーの動物アニメの凄さに影響を受け、そこからより擬人化されたジャングル大帝の世界観の構築力、当時の虫プロのアニメ技術の高さを思い出すばかりになってしまう。レオはジャングルを民主化し、昆虫食でなくて、草食化までしちゃいますからね…。また父親の死は人間社会との相克を隠さず、真っ向描き、この時代から共生を唱えてます…。

ライオンキングのミュージカルも凄いし、手塚先生のジャングル大帝との比較とか今更だとは思うのですが…無理なものは無理でした…(T_T)
滝和也

滝和也