ゼロ

ライオン・キングのゼロのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(1994年製作の映画)
4.0
今も色褪せない名作。

あのディズニーが贈るライオンキング。誰しもが目にしたことのある作品を鑑賞しました。

物語としては、王であるムファサと息子であるシンバとムファサの弟であるスカーを中心に動いていきます。ある事件がきかっけでムファサは命を落とし、シンバも行方不明になります。王が消えたことをいいことにスカーが王として君臨するのですが、以前の動物たちの王国・プライド・ランドとは違った有様になっていた…というもの。

ギリシャ悲劇の様な王道な物語であり、誰にでも共感できる物語となっています。とてもシンプルな分、現代の複雑化している物語が増えているので、人によっては物足りなく感じる部分もあるかと思います。

アニメーションの力は圧巻です。動物たちの生き生きとした表情は、観ているだけで楽しい。劇中の音楽も、歌と踊りと楽しませてくれます。キャラクターもティモンやプンバァの陽気な人物があり、「ハクナ・マタタ」の歌は耳に残り、胸に刺さります。

古さを感じさせず万人受けする作品でした。
ゼロ

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