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戦火の馬のkazu1961のレビュー・感想・評価

戦火の馬(2011年製作の映画)
4.0
▪️Title
「戦火の馬」 原題「War Horse」
▪️Release Date
2012/03/02
▪️Production Country
アメリカ
🏆Main Awards
※※※
▪️Appreciation Record
2019-073 再鑑賞

▪️My Review
この作品は、間違いなくスピルバーグが創り上げた映像のベストのうちのいくつかですね!
同監督がはじめて第1次世界大戦の時代を映画化した本作は、マイケル・モーパーゴ原作の小説『戦火の馬』(1892年)に同監督が惚れ込んで映画化した感動作だからやはり必見です。
人と馬の友情を見事に描いた、技術的にも最高の、堂々と感傷的な、そして大胆にも古風な本作は、スピルバーグのいつもの才能が心を揺さぶる感情的なドラマに仕上がっています。
ストーリー展開もさる事ながら、スピルバーグの戦場表現、相変わらずすごい迫力です。時代考証にきわめて忠実に作ってある上に、爆撃の迫力が妙にリアルなんですよね。スピルバーグはファンタジー、冒険、SF、スリラーと得意技がいくつもありますが、私はスピルバーグの戦争映画は、この人の才能が溢れていて好きですね。
そしてラストへ向けて、スピルバーグらしい予定調和。その終わり方も含めスッキリして終わるので、それで見終わった後の昂揚感が良いですね!
出演者の中には、今をときめくトム・ヒドルストン、ベネディクト・カンバーバッチもいるんですよね。でも紛れもなく主演○○賞はジョーイ=馬ですよね!!

▪️Overview
1982年にイギリスで発表され、舞台化もされて成功を収めたマイケル・モーパーゴの小説を、スティーブン・スピルバーグ監督が映画化。第1次大戦下、農家の少年アルバートは毎日を共にしていた農耕馬のジョーイを軍馬として騎馬隊に売られてしまう。フランスの戦地に行くことになったジョーイを探すため、アルバートは徴兵年齢に満たないにもかかわらず入隊し、激戦下のフランスへと向かう。主人公アルバート役にイギリスの若手俳優ジェレミー・アーバイン。そのほかエミリー・ワトソン、デビッド・シューリス、ピーター・ミュランら名優が脇を固める。
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