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007/ゴールドフィンガーのSHiNのレビュー・感想・評価

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)
3.6
前二作からまた進化した感が出てきた今作品。当時の007の世間(世界)での受け止め方や人気度がどの程度だったのかはわからないけど、普通に考えれば1話完結モノとはいえシリーズでパート3まで作られるという事はかなりの人気があったはず。
世に007のキャラが定着しつつ、監督が代わって新たな物も今回は加えられていってシリーズの中でも人気は高そう。

というか007の定番とされるものってここから始まったのか、ってやっと今さら知る。
オープニングもパワーアップ。
ゴールドフィンガァァ~♪
金粉塗りたくった女がボーッとしてたり寝そべってるだけなのに、あそこまでスタイリッシュに撮れちゃうものなのか(笑)ダニエルボンドシリーズのカッコいいオープニングの礎を築いたのがこれだな!と勝手に満足!

Qのおじさんここで初登場!ここからこの人ずーっと出てるんだったか?すごい。ここから始まるボンドとの緩い絡み。ここの時点から何故かクスリとくる二人のやりとり(*´∀`)好きだ。
アストンマーチンもここで登場。スペクターでも出てきてたヤツ!しかも装備もちょっと似ていてニヤリ。

今回はボンドガールに関しては特に語ることはない(笑

その代わり、悪役のゴールドフィンガーとその側近のサモアン紳士オッド・ジョブが最高だった!
はっきりいってバトルやアクションシーンはしょぼい。えいっ!て投げたりするだけでこいつら倒す気更々ないでしょ?!笑というレベル。
でもあの風格といいキャラといいなかなかの印象を残してくれた。
ゴールドフィンガーのアホっぽくて憎めない悪のボス感。最高だ。しかも劇中で雄弁に語ってて良い感じだったのに本人の声じゃなかったことに特典映像で知り驚愕。ドイツの俳優さんで、英語がてんでだめだったらしい。撮影中ボンドガール役の女優さんに、ちょっとなにいってるかわかんなくて笑われたとかなんとか(かわいそう笑)。風格と見た目の演技は最高だったので、別役者の吹き替えでもその問題も万事解決。へぇーという感じ。

その特典映像も本当面白かった。当時の撮影秘話を、数十年後(いつ撮ったやつかは調べていないので不明)に撮影しているので当然監督や、制作スタッフ、俳優さんもみんなおじいさんおばあはんに!!その時代を超えて語られる逸話はまた感慨深いものがある。

007といえば!というのがここにつまっていて、ここから後の007へと受け継がれているものも数多いのでお薦めです。