トイレの修理工のタッカーとデイルは、手に入れたばかりの別荘で休暇を過ごす為、森へやってくる。しかし、丁度同じ頃に森にキャンプに来ていた大学生グループに、殺人鬼と勘違いされてしまう。さらに、川で溺れていた女子大生を助けた事から、事態は思わぬ方向へと転がっていく。
斬新な設定のスプラッターコメディ。既存のホラー映画のパロディをふんだんに盛り込みつつ、既存のものとは異なったスプラッターな展開を見せる。ホラーあるあるをいじり倒す辺り、ちょっとだけ「キャビン」に似てるかも。
とにかく、主演二人の行動が全て裏目にでる。女の子を助けたら誘拐犯と間違われるし、家を改装しようとしたら周りでどんどん人が死んでいくし。彼らは何も悪くないのに。強いて言うなら運が悪い。
そして、大学生達の頭が悪い。ココがポイント。アホばっかりですわ。先入観に囚われて、勝手に被害妄想&恐怖体験。挙げ句の果てには…という話。「人を見た目で判断しない」。学校で習わなかったのかね。
人の死をコメディとして取り扱った作品なので、けしからんとか不謹慎とか思う人もいるかも。個人的には大爆笑でした。
