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L.A.コンフィデンシャルのkazu1961のレビュー・感想・評価

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)
4.5
▪️Title : 「L.A.コンフィデンシャル」
Original Title :「L.A. Confidential」
▪️First Release Year:1997
▪️JP Release Date :1998/07/18
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :
第70回アカデミー賞 助演女優賞/脚色賞
第55回ゴールデングローブ賞 助演女優賞
▪️Appreciation Record :2020-513 再鑑賞
🕰Running Time:138分
▪️My Review
何度観ても面白いですよね!!スピーディーかつ次が読めない展開にすっかり魅了されます。ベロニカ・レイク風の扮装をしたベイシンガーなど、豊富な映画ネタもうれしいですよね!!
1950年代のロサンゼルスを舞台に、腐敗した警察とギャング、新聞記者たちを描いたジェームズ・エルロイの小説を、カーティス・ハンソンがスマートで感情溢れた作品に仕上げました。ジェイムズ・エルロイの原作では8年間にわたる物語を3か月に圧縮し、スピーディーかつ次が読めない展開の見事さは圧巻です。
3人の全く違うタイプの気の合わない刑事たちが、共に大量殺人事件の捜査に当たることになります。ケヴィン・スペイシー扮するベテラン刑事ジャックは、仲間に情報を明かしません。ラッセル・クロウ扮する熱血刑事のバドと、バトルとはライバルの、ガイ・ピアース扮するキャリア組の野心家エドは、素晴らしい演技を見せたキム・ベイシンガーの高級娼婦リンに想いを寄せます。
フィルムノワール調のセピア色の画面に彩られた本作は、刺激的で哀愁も漂います。50年代の楽観主義と30年代の冷笑主義をミックスしたようなこの作品は、最高にロマンティックなアメリカのフィルムノワールです。
98年のアカデミー賞で、助演女優賞(キム・ベイシンガー)と脚色賞を獲得しました。個人的に好きなダニー・デビートがタブロイド新聞の編集者に扮し、物語の狂言回しを務めています。本作のヒットによって、一癖も二癖もある刑事を演じたラッセル・クロウ(ハリウッド初出演作)とガイ・ピアースの出世作となりました。

物語は。。。
縄張り争いが激化する'50年代のロス。街のコーヒーショップで元刑事を含む6人の男女が惨殺される事件が発生しました。殺された刑事の相棒だった バド(ラッセル・クロウ)が捜査を開始。殺された女と一緒にいたブロンド美人リン(キム・ベイシンガー)に接近します。彼女はスターに似た女を集めた高級娼婦組織の一員。同じ頃、その組織をベテラン刑事のジャック(ケビン・スペイシー)が追っていました。野心家の若手刑事エドも事件を追い、容疑者を射殺。事件は解決したかに見えましたが。。。

▪️Overview
1953年、ロサンゼルス。元刑事を含めた6人の男女が惨殺された事件の捜査にあたっていたロス市警の刑事バドは、やがて売春組織の娼婦リンにたどり着く。一方、殉職した刑事を父に持つ野心家のエド、そしてテレビの刑事ドラマでアドバイザーをしているジャックも動き出す。刑事たちはぶつかり合いながらも、やがて手を組み、警察内部の汚職に立ち向かうことに……。作家ジェームズ・エルロイが著した「L.A.4部作」のひとつを映画化したクライムサスペンス。(引用:映画. com)

出演は、ケヴィン・スペイシー、ラッセル・クロウ、ガイ・ピアース、ジェームズ・クロムウェル、キム・ベイシンガー、デヴィッド・ストラザーン。
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