初見。字幕。
クリント・イーストウッドがメンヘラ女性にストーカーされちゃう系ムービー
1回キリと思ってた火遊びが大ごとに発展してしまうと言えば、そう「危険な情事」。それよりもけっこう前に似たジャンルの作品があったとは知らんかった。しかも男性が付け狙われる系は当時としては珍しかったはず。
クリント・イーストウッドは初監督作品にして、かなり先駆的な映画を撮ったということになるのかな。やっぱ凄いや、この人。
「危険な情事」と比べると異常性のパンチ力が若干弱めですが、それでも十分怖い。
一度でも心を乱すと取り返しがつかない。優しい仮面を被っていても、感情が高ぶった瞬間に、怒りの表情と醜い罵倒の言葉が顔を覗かせる。
メイド女性をナイフめった刺しのシーンは怖かった。ブレーキを完全放棄した人間は恐ろしい。「サイコ」のシャワーシーンを思い出したなあ。
てか何で釈放されるん!?大雑把な時代かもしれんが警察ガバガバすぎるって😅
あと良いのはクリント・イーストウッドにストーカーするっていう所です。このあえて感が良いと思うのです。
だってこの頃ってバリバリのダーティハリーですよ。見た目めっちゃワイルドで気も強そうよ。そんな強者に女性があえてストーカーするっていう設定がおもしろい。クリント・イーストウッドが戸惑い、たじろいでる姿が何か新鮮。