kazu1961

スピードのkazu1961のレビュー・感想・評価

スピード(1994年製作の映画)
3.8
▪️Title : 「スピード」
Original Title :「Speed」
▪️First Release Year:1994
▪️JP Release Date :1994/12/03
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :第67回アカデミー賞
音響賞、音響編集賞
▪️Appreciation Record :2020-404 再鑑賞
🕰Running Time:116分
▪️My Review
“異常な状況で結ばれた男女は長続きしないのよ”。。。の名台詞でも有名な作品ですね。
いま観ても最高にスリリング、これでもかのトラブル波状攻撃、サスペンス・アクションの90年代の名作ですよね。
爆弾魔とSWATによる、手に汗握る攻防を描いたノンストップ・アクションで、速度が50マイル毎時(約80km/h)以下になるとバスが爆発するという設定と、次から次へと起こる危機を頭脳的かつゲーム感覚で解決していく展開が繰り広げられるその構成とハラハラ感はもう最高です。
バス内においても、予期せぬトラブルも頻発して、車内はパニック状態。主人公ジャック以外の人物の善意や正義感がもれなく逆効果になるという演出もなかなか面白いですね。
本作、「ダイ・ハード」「ブラック・レイン」「氷の微笑」などの撮影を手がけてきたヤン・デ・ボンがメガホンをとりました。脚本のグレアム・ヨストが、黒澤明の『暴走機関車』のからインスパイアされ、犯人との頭脳戦を主軸にして「エレベーター」「バス」「電車」という動く密室を舞台にスピード感を前面に押し出した作品になりました。主演のキアヌ・リーブス、サンドラ・ブロックが一躍有名となった作品でもあるんですね。

物語は。。。
テロリスト、ハワードのビル爆破計画をとっさの判断で見事に阻止したジャックでしたが、復讐に燃えるハワードの次なる犯行の標的となってしまいます。路上バスに、50マイル(約80キロ)以下に減速すると爆発するという時限装置を仕掛けたことを告げられたジャックは、なんとかバスに乗り込み爆破を阻止しようと試みますが。。。

本作で、主人公ジャックを演ずるキアヌが着用し、現実のSWAT隊員にも愛用者が多い、カシオ製腕時計「G-SHOCK」のDW-5600シリーズは、この映画のヒットによって、以降「スピードモデル」の別名でも呼ばれるようになりました。私も持っていた一本です。

▪️Overview
減速すると爆発するバスの乗客を救うべく戦うSWAT隊員の活躍を描いたノンストップアクション。「ダイ・ハード」「ブラック・レイン」「氷の微笑」などの撮影を手がけてきたヤン・デ・ボンがメガホンをとり、世界的大ヒットを記録。主演のキアヌ・リーブスやサンドラ・ブロックにとっても出世作となった。ロサンゼルスの高層ビルでエレベーターが爆発し、複数の乗客が閉じ込められる。SWAT隊員のジャックは相棒ハリーとともに全員の救出に成功するが、犯人ハワードをあと一歩のところで取り逃がしてしまう。数日後、ジャックのもとにハワードから脅迫電話が入る。ハワードは先日の報復として、スピードを時速80キロ以下に落とすと爆発する爆弾をバスに仕掛けたと話し、多額の身代金を要求する。ジャックは15人の乗客を乗せて走行中のバスに飛び乗るが、勘違いした乗客の発砲により運転手が負傷。代わりにスピード違反で免停中の女性アニーがハンドルを握ることになり……。(引用:映画.com)

出演は、キアヌ・リーブス、デニス・ホッパー、サンドラ・ブロック。
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