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ライブイン・茅ヶ崎のHKのレビュー・感想・評価

ライブイン・茅ヶ崎(1978年製作の映画)
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「の・ようなもの」「家族ゲーム」などのポップな邦画で一世を風靡した森田芳光監督の最後の自主製作映画。

今回、新文芸坐にて開催中の森田芳光特集上映に行ってまいりました。進行してくださるのは森田芳光監督の大ファンにして私が映画に興味を持つ原因にもなったライムスター宇多丸師匠、そして監督の夫人にしてプロデューサーでもある三沢和子とともに、彼の作品の魅力や映画制作の舞台裏など貴重なお話をしてくれました。これを機会にぜひとも森田監督の魅力を知りたいと思ったので、頑張って参加したいと思います。

しかし、私は記念すべきプログラム最初のこの映画でとんでもないことを犯しました。

そう、睡魔です。前日ワクワクしていたせいか寝不足で来てしまい上映中の眠気に耐えきれず眠ってしまいました。

そのため、ある意味スコアが付けづらい内容になってしまいました。

ですが、この映画においてカメラをジャンプに合わせて動かしたりするなど真面目ながら遊び心がついていること、それまで風景撮影をしていたため、人物を撮影する際に会話がぎこちなくなったり、棒立ちの状態のまま続いたりするなどこの人の最大の特徴でもある。「ぎこちなさからくるある種の現実味」が身に着いたのであると実感しました。

いや~もう見れる機会があるかどうかわからないのにちょっと惜しいことをしましたね。

宇多丸さんの解説や三沢さんとの対談はとても興味深く聞くことができました。そこはとても良かったと思います。
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