もりりた

メン・イン・ブラックのもりりたのレビュー・感想・評価

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)
3.5
秘密機関MIBのエージェントKに力を見出されたエドワーズはJという名で一員に加わる。MIBは地球に住みつくエイリアンを監視しており、彼らが地球から逃げる異常事態に気づく。調査で分かったのはバグという脅威のエイリアンだった…実は街中に共存してて人の皮被ってる設定は面白いけどストーリーは単調だったかな。エイリアンとバトル後決まってローションまみれになるのは面白かったです笑

お堅いようで抜けているKと戸惑いつつ要所で力を発揮するJのキャラは良いけど、2人の掛け合いはそこまで盛り上がらずもっと突き抜けた方が好み。ローレルの地味だが気になる存在感も浸透する前に終わった感じで消化不良💦時代背景を感じさせるウィル・スミスのファッションやトミー・リー・ジョーンズの若さの方がインパクト強かった!

昔の作品だけどエイリアンのCGはリアルで、共存している様子は違和感なくてすごい!一方で最近のド派手SFに慣れているためか仰々しいレーザー銃や記憶消去スティックなどそれっぽいアイテムの衝撃は小さい。トンネル天井を激走する車は凄いけどバットモービルのクールさに比べると見劣ってしまう。映像のクオリティはしょうがないとしても、アイテムにMIBらしさ的な統一感があるともっと良かった🌀

短時間でテンポよく進むけど、素性不明なバグとアルキリアン王の死の関係など相関の分かりにくさもあり散漫な感じでバグとの最終決戦時はウトウト…とはいえ世界観を周知すべくの広く浅い意図な気もするので2作目も見てみる!ポスターではコンビ解消したはずのKが復活していてその背景も気になります!
もりりた

もりりた