skywalker14

母なる証明のskywalker14のレビュー・感想・評価

母なる証明(2009年製作の映画)
4.2
サスペンスの語源はサスペンドで観客の心を宙吊りにするという話を聞いたことがありますが、この映画は心を宙吊りにされ続けるそんな映画でした。

とても疲れました。観た後の後味はお世辞にも良いとは言えませんが良くも悪くも強烈で心に残る映画でしたね。ポンジュノさん好きになりました。パラサイト楽しみ。

中盤のミステリー感、とても引き込まれましたが、ミステリー映画風のヒューマンドラマでしたね。

親子の絆を描いていると思いきや後半で観客の心をくしゃくしゃにしてくれます。
どんでん返しというよりも先の読めない展開に引き込まれて行きました。

知的障害に関してもセリフによる説明がほとんどないので観客は読み取るしかありませんがその先入観を利用した感じを見ると実は、、、でした。みたいな感じなのかな。僕は浅いのでそんな解釈ですかね。

あの後のあの親子がどうやって暮らしていくのか興味深い。
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