遊星からの物体XのJのネタバレレビュー・内容・結末

南極のアメリカ基地で次々と地球外生物に同化されていく12人の隊員たちの恐怖を描いた物語。



すごい。出来も文句なし。1980年代前半の作品とは思えない。何より、このハラハラ感を見事に味わせてくれるストーリー展開。観る度にハマりそう。

みんなが、誰が化け物なのか、お互いがお互いを疑ってる疑心暗鬼状態。まさに人狼ゲームしてるみたい。観てるこっちも参加してるみたいでドキドキする。

終わり方が特別変わってるわけではないのに、なぜか個人的にすごい気に入ってる。あの2人がどうなったのか最後まで描かなかったのが逆に良かったのかも。

モンスターの描写も結構グロいけど、逆にそれが緊迫感を増加させてる。しかも焦る人間の心情も見事に表現されてるから、見やすいし面白さが増す。

何回も観よ。