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白昼の決闘のmichiのレビュー・感想・評価

白昼の決闘(1946年製作の映画)
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ドロドロのぐちゃぐちゃ。
その前に、とにかく馬、馬、馬、牛、牛、馬、馬。ものすごい数。牧場の家畜も騎兵隊もものすごい。これが西部なのか…。

兄弟の確執と言っても、カインとアベルとも筋が違うような感じ。ルートがイカれ男で、やってることはめちゃくちゃなのに、それでもなぜか父親が甘い謎。とんでもないやつだし、いちいちほんとムカつく態度をとってくるのにグレゴリー・ペックが演じるおかげでかっこいいから悔しい。いや、でも冷静に考えるともはやサイコパスなんじゃないかってくらいおかしい。いきなり襲うし、気に入らなければ撃つし、なんだこりゃ。それでいてイケメンすぎです。
なぜかついていくパールも大概だ。最後はジェニファー・ジョーンズの狂気地味た表情がすごい。

お母さまが、伝説のリリアン・ギッシュ。

パーティーのシーンのカメラの回し方がおもしろい。
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