シリーズ第3作(最終作)。もはや <若き日の清水次郎長(勝新太郎)が一人前の侠になってゆくまでの成長物語> とは言えず、駆け出しとはいえ次郎長親分は既に貫禄充分である。それじゃあ、こうした正統派を勝…
>>続きを読む次郎長のもとに、相撲取りなど大勢が身を寄せ、出しどころは火の車。小池はその恩も忘れ、のちに冷たい仕打ちをする。女房お蝶がなくなり、葬式大の工面に走る子分たち。賭場荒らしで追われる身に。その続きは作ら…
>>続きを読む展開が早すぎて泣きも笑いも弱い。だからといってそこまで悪い映画でもない。「次郎長一家」の映画として、勝新(スター)映画として、間違いなく撮っている。要点を押さえて合格点を取りに行く森一生。森一生に期…
>>続きを読むせっかくシリーズ参入した藤由紀子が前半で死ぬ。
しかも凄く雑な感じで。
そして後半には違う女を娶る勝新。それでいいのか。
だからと言うわけではないが、作品自体もパワーダウン。
前作『破れ鉄火』の様な…