たけちゃん

プレデターのたけちゃんのレビュー・感想・評価

プレデター(1987年製作の映画)
4.2
血が出るなら、殺せるはずだ!


ジョン・マクティアナン監督 1987年製作
主演アーノルド・シュワルツェネッガー


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」

今日は「成人の日」ですね~。
フィルマにもいらっしゃるであろう新成人のみなさん、おめでとうございます🎊ワ~、パチパチ

街には振袖姿の可愛い子たちが溢れているんでしょうね~
( ˘ ˘ )ウンウン



……と、言いながら、昨年は娘が、来年は息子が新成人なんですが、今年はわが家に関係がないため、朝からダラダラしてました( ¯−¯ )フッ




と言うことで←ナニガ、トイウコト……。
本日、1月8日はジョン・マクティアナン監督の67歳の誕生日なんです。
おめでとう🎊🎂……セイジンシキカンケイナイ




ジョン・マクティアナンと言えば、1987年作のこの「プレデター」から始まって、「ダイ・ハード」「レッド・オクトーバーを追え!」など、続けざまに良い作品が作られましたよね。当時はハズレない監督だと思ってましたよ……。でも、その後は……(T_T)



で、「レッド・オクトーバーを追え!」は「潜水艦映画にハズレなし」シリーズでレビュー済みなので、考えましたよ!
レビューを「ダイ・ハード」にするか「プレデター」にするか……(笑)

どっちも大好きだもんね~( ˘ ˘ )ウンウン
でも、先日、「コマンドー」をレビューして、次は「プレデター」観ようって思ったのを思い出したので、こっちに決めました(。・ω・。)ゞビシッ!!




さて、レビューです。

この映画を初めて観た時は、ビックリしたなぁ……。
確実に「コマンドー」的な展開を期待してましたよね。特殊部隊のリーダーだし、「コマンドー」で引退する前の現役時代のような話だと思ってた(笑)


冒頭は間違いなくそうだったでしょ?
チームが集められて、任務が告げられる。
ゲリラの捕虜となった要人の救出作戦。
でも、そんな期待は30分ほどで裏切られる……

まあ、見直すと、オープニングに宇宙船が飛来するシーンがちゃんとあるんですけどね……。
監督は「ロッキー」と「エイリアン」を合わせたようなものを考えていたらしい。そう言えば、「プレデター」のタイトルの出方が「エイリアン」そっくりだもんね。なるほど( ¯−¯ )フッ
でも、「ロッキー」要素、どこ?(笑)




前半の救出作戦は、チームのメンバーの優秀さをアピールするためのものですよね。火薬の量が凄まじいです。あの人数でゲリラの拠点を壊滅させます!
戦闘の迫力ならコマンドーの何倍も上ですね!


しかし、時代とは言え、敵の殺し方が容赦ない。
一方的で、圧倒的な力を持って殲滅します!
人として扱ってないもんなぁ……。



途中から様子が変わり、その優秀なメンバーが、一人、また一人と殺られていく。その恐怖!
これは敵のプレデターには誰も敵わないと実感する演出です。あの、攻撃シーンでの圧倒的な強さを見ているので、余計にそう思うんですよね。






それにしても面白い!
キャストも演出もサイコーですよね~。


プレデターの光学迷彩
熱感知ヴィジョンの映像化
当時としては新しかった( ˘ ˘ )ウンウン
よく出来ていたなぁ\(^o^)/



そして、後半は近代的な武器ではなく、トラップを張りゲリラ戦を仕掛けていくところがサイコーですよね。でも、弓矢を使うシーンとかは、「ロッキー」と言うよりは「ランボー」だよね( ¯−¯ )フッ


狩る側だったプレデターを、後半、シュワちゃんが追い詰めていく様が、またサイコー。圧倒的に強い狩猟民族のプレデターを倒せるのは、ターミネーター・シュワちゃんしかいないもんね(笑)



シュワちゃんは、元グリーンベレーの少佐ダッチ役
スタローンの「ランボー」もいいけど、シュワちゃんの特殊部隊役もいいなぁ。ターミネーター感があるから、絶対に強そうだもんね。


で、後にカリフォルニア州の知事になったシュワちゃん同様、後に知事になった人が、もう一人います。カウボーイハットを被ったジェシー・チェンバース。元はプロレスラーです。で、後に彼はミネソタ州の知事になりました\(^o^)/スゴイ


お~っ、アポロだ~\(^o^)/
ディロン役のカール・ウェザース
今回はCIAの役だったんで、嫌な感じでしたが、最後は男気を見せました(。・ω・。)ゞビシッ!!


黒人のマック役はビル・デューク
この人、好きなんですよね~。「コマンドー」にも出てましたが、この人、後に映画監督にもなって、なんと、僕の大好きな「天使にラブソングを2」を監督します\(^o^)/オドロキ~


プレデターの中の人は、身長が2mを越えるケヴィン・ピーター・ホール。この人がいないと、シュワちゃんと向かい合って体格負けをしないプレデターは演じられませんでしたよね。メイキングに素顔が映っていました!






さて、ショート音ネタ💩ウンチクン\(^o^)/

ヘリコプターのシーンで流れているのは、リトル・リチャードの「ロング・トール・サリー」。
邦題では「のっぽのサリー」として知られていますよね。僕はオリジナルより先にビートルズで知りました!


いいね~。
戦場のヘリコプターとロックン・ロールの相性がサイコーに良い( ˘ ˘ )ウンウン
「地獄の黙示録」の「ワルキューレの騎行」しかり、先日の「キングコング」での「パラノイド」しかり、ヘリコプターと音楽の邂逅は重要。
こういうセンスの良い曲の使い方は大切ね!



そして、アラン・シルベストリの劇伴が素晴らしい。アラン・シルベストリと言えば、ロバート・ゼメキス監督とのタッグが有名ですよね。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズは全てそうですし、最近は「アベンジャーズ」の曲も書いています!


今作もプレデターが出てくるシーンの太鼓の音とか、効果的でしたよね!戦争映画らしいテーマ曲も好きでした\(^o^)/





今作はアクション映画として、本当に素晴らしい作品でした。ジョン・マクティアナン監督の職人芸を堪能してください( ˘ ˘ )ウンウン