SF版ピノキオ。ハーレイくんのつぶらな瞳。彼をひたすら抱きしめたくなる映画。
キューブリック監督の遺志を受け継いだ作品のようで、シュールで不気味な雰囲気はそこから来てるのかな?ちょっと怖かった。
テンポはまったり。そして最高に癒されるBGM。途中何度も眠くなる💤
子供が愛を求めて旅をする姿は、本来なら涙が止まらないはず…。
けれど今作は、SFの世界観と人間の業の深さがミスマッチな気がして(そういう作品なんだけど)何だか落ち着かず。ただひたすらに可哀想という母親目線の感情が優先した結果、自分の中でどういう着地をしていいか分からず。
私、まだまだ修行が足りませんねスピルバーグ先生。ごめんなさい🥲
ピノキオといえば、昨年マイベストのデルトロ先生の『ピノキオ』が本当に素晴らしかったなあぁ。根底に流れるテーマを思うと、やっぱりピノキオって永遠の名作なんですねー。
どこかレトロなSFといえば『ガタカ』も思い出す。あちらも今作も、余韻が胸を震わせる。そういやガタカでもジュード・ロウは鼻血ブーの美貌だったな。
今作の毛穴のテラテラ具合は、完璧だった。
(毛穴フェチ?)
結論:ジュード・ロウの正体は、やはり近未来から来たロボット。