みー

ジョーカーのみーのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.2
これがホアキンジョーカーかぁ。。
もう「ぼくナポレオン」とか言われても、アーサーにしか見えないかも〜🥲

ホアキンさんの渾身の演技と役作りにドップリ浸かっていたら、あっという間に観終わってしまった。すごかったなぁ。

ひっそりと溜まっていった鬱憤やコミュニケーションの摩擦が、どんな怪物を生み出すか…。見届けてしまったよ…。

しかも、これがしっかりと『ダークナイト』の世界観に繋がるから、ヒースジョーカーをもう一度観たくなるループ。

アーサーは決して最初からジョーカーだった訳じゃなくて、母親への愛情とか夢、少しの優しさだって持ち合わせていたんだよね。

劇中で本人は笑いまくるのに、笑えば笑うほど哀しさが増していく。
ブラウン管から流れるオールディーズ。
コメディ番組の軽妙なトーク…。
ガリガリの背骨。

く、暗い。

でも暗いだけじゃなくて、ジョーカーのステップやダンスには強烈に惹きつけられる魅力があって、そりゃもう素晴らしいシーンだった。ジョーカーのカリスマ性の片鱗が見えるシーン。

ゴッサムシティと私たちの住む社会は表裏一体。すぐそこに、アーサーが…ジョーカーがいるような気がする。

『ハングオーバー』の監督と知り、その振り幅に混乱中ーー😳
みー

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