第1弾は爆弾テロ！
久しぶりに再鑑賞したので再レビュー。
最初の劇場版なので冒頭の道具の説明も丁寧。
いつもコナンシリーズを観る時はある程度頭を空っぽにして楽しむのだが、今回はいつもより俯瞰的に観れた。
そのおかげで、今作が1日の出来事だということに今更気が付いた笑
コナンは1日であんだけちょこまか動いて爆弾解除に奔走していたなんて笑
最後の爆弾とかはある程度死者が出ていそうな気がするぞ笑
犯人の動機もマジでクズだし笑
リアルでいたらコイツ頭おかしい、と思う笑
でもコイツ、ちゃんと大量の火薬を盗んでやってる。クズな動機とはいえ行動力はすごい。すごいクズ笑
BGMは最近の劇場版ではあまり使われてなくて寂しい。ドラムがベースになっている曲と最後の犯人の仕掛けの意図にコナンが気がつく時のBGMが好き。なんのこっちゃだが分かる人はわかる笑
あと蘭姉ちゃん、小五郎のおっちゃんを甲斐甲斐しく世話している。おっちゃんはこの時はまだ名探偵半分、プー太郎半分みたいなもんだし、娘とはいえ家事全般をやるなんて、今ならヤングケアラーとでも批判されそうだ。
とか思った瞬間、驚いた。
俺はまさに今、当時は許されていた描写だけど今ならNG、になる瞬間に立ち会った。
これはつまり、自分が昔はこういうのが許されていたんだよー、と説明する側になったということだ。今までは自分が学ぶ側だった。
そっかもう25年前だったもんな…マジかよ25年かよ！
しかしおっちゃんにもいい描写はある。
怪我を負ったコナンに対して、無茶をするな！としっかり叱り、彼を代わりに使わした(という設定)新一に激怒している。
おっちゃんにとってコナンは人様の子どもな訳で、預かっている身としては当然守らなければならない。そんな大人の立ち位置をしっかり示している。
まあ怒っている相手の新一も未成年な訳ですが…そんなこと言っていたら、殺人現場に高校生が立ち入っていいわけないから多少はね笑
そして第一弾にして恋愛の描き方はピカイチ。
蘭に好きな色を聞かれた新一が、お前が好きだから、と考えて赤と答えるのにキュンキュン。
そしてそれを聞いて喜ぶ蘭にキュンキュン。
そもそもそういうチョイスの仕方をする新一にキュンキュン笑
やっぱりオチでキュンキュン。
何度聞いても今作のオチはキュンキュンするー！
スッキリしてエンディングに入れる。
95分とコンパクトだし。あまりにコンパクトすぎて容疑者がほとんど1人しかいないのもまた一興笑
オチで思ったことは一応ネタバレコメントにて。
観ていて誰もが楽しめる安心の一本です。
