勝ったのは農民だ

猿の惑星の勝ったのは農民だのネタバレレビュー・内容・結末

猿の惑星(1968年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

【まだラストを知らない状態でこれから今作を観るつもりの映画ファンがいるんでしょうか❓】

過去鑑賞記録です。
『マッドマックス』に続いて ディストピア映画の名作レビューです。

ただ、すでにオチを知った状態の自分が観たので全然楽しめませんでした。
ある意味、何の参考にもならないレビューです。

この『猿の惑星』と『シックス・センス』は、

“どんでん返し的なオチが話題になったのに、そのオチが世間で認知され過ぎちゃった映画“

の代表格だと思ってます。

個人的には、
デヴィッド・フィンチャー監督の『ゲーム』と
ケネス・ブラナー監督の『オリエント急行殺人事件』
はすでにラストを知ってしまっているためにいまだに食指が動かない、観ようと思わない映画です。😅

特にこの『猿の惑星』に関しては、
ラストシーンに登場するあれがDVD📀のパッケージになってますからね…。

なんでDVD📀のパッケージにオチを使ってしまったのか❓もうこれから知識0でこの映画を楽しめる人はいないんじゃないかと思います。


自分の母親曰く、
「『ロッキー』🥊と『猿の惑星』🐒は続編を無駄に沢山作り過ぎだ。」と言っていましたが、
要はそれぐらいこの1作目のラストが強烈だったんでしょう。

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【後に彼は全米ライフル協会の会長になります。】

ただ、『マッドマックス』同様に今作が後のSF映画に与えた影響は大きいんでしょう。

ベン・アフレック監督・主演の『アルゴ』でも、主人公は『猿の惑星』シリーズを見てあの救出作戦を思いついたわけですから。

“人類が支配される、立場が逆転する🔄“って設定は『進撃の巨人』も何らかの影響を受けたと思います。



ただ今回、wikipediaであらすじを読んだら、
舞台は「地球時間で2673年3月23日」って設定なんです。
だとしたら、いずれにしてもその頃には自分は死んでますね…。😅




それから、
全編通して女性の扱いが雑だと思いました。

・“女性クルーが冬眠装置の故障ですでに死んでいた“って設定は要るのか❓は謎でしたし、

・いつの間にかリンダ・ハリソンさん演じる無口な女性:ノヴァと親しくなってるのもよく分かりませんでした。😅




それから、ずっと怪我で喋れなかった主人公:テイラー(演:チャールトン・ヘストン)が、ある程度経ってようやく喋れるようになります。

で、ラストで彼が
「なんてことしてくれたんだ‼️」みたいなことを言うんですが、

そんな彼が後に全米ライフル協会🔫の会長になることを考えたら、銃被害者はその言葉を彼自身にぶつけてやりたいでしょう。