たけちゃん

セント・オブ・ウーマン/夢の香りのたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
カレンのメモはオールバニーの味がする!


マーティン・オドネル監督 1992年製作
主演アル・パチーノ、クリス・オドネル


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
1日遅れてしまいましたが、2月1日は「匂いの日」でした。北海道はここの所、すごい大雪で、動きが取れません(笑)
今日は朝から3時間雪はねでした( ᵕ_ᵕ̩̩ )

さて、肝心の匂いの日ですが、これは「2(ニ)0(オ)1(イ)」の語呂合わせから2000年にファブリーズ暮らし快適委員会が制定しました!
これ、嫌な臭いを消し去る消臭商品の普及が目的で制定されたんですね(笑)アクシュウデシタ…



でも、僕はいい匂いの映画を観ましょう\(^o^)/

「匂い」と言われて思いつくのは「パフューム」でしょうか。もちろん、アイドルのPerfumeではありませんよ。ベン・ウィショー主演の、あの映画です。でも、最近、アカデミー賞絡みのレビューを上げているので、今回もアカデミー括りにしてみました。

そこで今回はアル・パチーノが主演男優賞を獲得したこの作品「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」を!

あんまり大きな声では言えないんだけど、僕、アル・パチーノ、あまり得意じゃないんです( ¯−¯ )フッ
好きなのはキアヌ主演の「ディアボロス」くらい。
今作も最初は本当に嫌な感じで、苦手だなぁ……なんて思っていたら、どんどん引き込まれていく。気がつくと、すごく好きになっていました。
凄いぞ、アル・パチーノ( •̀ω•́ )و✧イママデゴメン

今作でアル・パチーノが演じるのは盲目の退役軍人フランク、中佐と呼ばれていました。目が不自由なので、匂いに敏感なんです。でも、女性はあんなふうに香水当てられると嬉しいものなの?( ¯−¯ )フッ
それにしても、見えないのに見えているような演技。まばたきしないんですよね。目を開けたまま見えない演技をするのは難しいですよね。つい、視線が向いてしまうので。アル・パチーノ、流石だなぁと思いました!

世話をしている家人の代わりに、感謝祭で世話をすることになったのがチャーリー役のクリスです。誠実そうな青年役で、好印象。
友人として若きフィリップ・シーモア・ホフマンも出ていましたね(^-^)。これがデビュー作なのかな?


実はそれぞれに問題を抱えている2人。
最初はすれ違いでギクシャク。
でも、次第に理解し合い、特別な関係になっていくストーリーは素晴らしいなぁ。こういうウィンウィンのハッピーエンドが大好きで( ˘ ˘ )ウンウン


あと、タンゴを踊るシーンが本当に素敵。
あ~、なんていいんだろう!とドキドキしましたよ。
社交ダンスは全く踊れませんが、踊りたくなりました( ¯−¯ )フッ

そして、白眉はラストの聴聞委員会でのフランク中佐のスピーチ。胸のすくようなラストシーンに感動しました。
これは主演男優賞に価する!
まあ、これまで取れてなかったのが不思議ですけど。


「匂いの日」に相応しい映画でしたね~。
皆さんもよろしければ、どうぞ(^-^)