kazu1961

ソーシャル・ネットワークのkazu1961のレビュー・感想・評価

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)
4.2
▪️Title : 「ソーシャル・ネットワーク」
Original Title :「The Social Network」
▪️Release Date:2011/01/15
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :第83回アカデミー賞
脚本賞ほか
🕰Running Time:120分
▪️Appreciation Record :2020-266 再鑑賞
▪️My Review
マーク・ザッカバーク、35歳、総資産623億ドル(2019年度〕。どうやってここまで登り詰めたのか、そのアイデアリソースは?成功へのプロセスは?人物像は?。。。本作は、非常に興味がそそられることへの答えを教えてくれます。
そして、それ以上に映画として非常に優れた作品だと思います。アーロン・ソーキンの脚本はとても面白くて、ザッカバークの自意識過剰でナルシストなプロフィールをあからさまにします。しかしながら成功するにつれ、わずか数年で億万長者になった青年の葛藤や苦しみも浮き彫りにしています。どんなに成功しても心はいつも孤独のままで、人物的にも本当に尊敬に足るべきなのかわからない主人公を見事に描いています。
さらに、特に主要キャスト陣(ジェシー・アイゼンバーグ アンドリュー・ガーフィールド ジャスティン・ティンバーレイクら)の演技がほんと素晴らしいです。アイゼンバーグは別格の演技で、大胆不敵で不言実行、気難しくて孤独な天才を甘さを近寄り難い感じで演じ切っていました。ガーフィールドは心を揺さぶるような脆さを持つサベリンを演じています。
監督のデビッド・フィンチャーはソーキンスのスピーディーな脚本に美しさを備えた映像を付け加えています。このスピーディーな展開によって、あっという間に時間が過ぎています。
本作は、世界最大のSNS「Facebook」誕生の裏側を描いた伝記的ドラマです。ハーバード大学在学中にFacebookを立ち上げた主人公たちが、一躍有名人となり巨万の富を築くものの、金や女、裏切りの渦に巻き込まれていくさまを映し出しています。
物語は。。。
2003年、ハーバード大学の学生マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、学内で友人を増やすためのサイトを親友のエドゥアルド・サヴェリン(アンドリュー・ガーフィールド)と共に立ち上げます。サイトは瞬く間に学生たちの間に広がり、ナップスター創設者ショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)との出会いを経て、社会現象を巻き起こすほど巨大に成長していきますが。。。
映画として非常に見応えのある作品です。

▪️Overview
世界最大のソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を、鬼才デビッド・フィンチャーが映画化。2003年、ハーバード大学に通う19歳のマークは、親友のエドゥアルドとともに学内の友人を増やすためのネットワーキング・サービスを開発する。そのサービスは瞬く間に他校でも評判となり、ファイル共有サイト「ナップスター」創設者のショーン・パーカーとの出会いを経て、社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへと急成長を遂げるが……。主演はジェシー・アイゼンバーグ。共演にジャスティン・ティンバーレイク、アンドリュー・ガーフィルドら。(参考:映画.com)

出演は、ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク、アーミー・ハマー、ジョシュ・ペンス、マックス・ミンゲラ、ラシダ・ジョーンズ、ブレンダ・ソング、ルーニー・マーラ。
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