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王国の鍵のmichiのレビュー・感想・評価

王国の鍵(1944年製作の映画)
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キリスト教の話難しそう…と思って構えてしまったけれど、素敵な話だった。
物語は、老いた神父が引退勧告をされるところから始まり、神父の子供の頃から、学生時代、そして布教のために中国に渡って苦難を越えて生きてきたエピソードを回想。ひたすら耐えて道を切り拓く姿は、宗教云々ではなく心を打たれる。グレゴリー・ペックは、大学生から老神父まで演じていたが、イメージそのままだった。背が高い人のんだなぁと、改めて思った。お医者さんを目指していたらしいペックは、その道に進んでいたらあんな感じで手術したのかな…とか妄想してしまう。

最後、当初は折り合いが悪かった修道女と語り合うところは泣きそうになる。
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