2022年32本目。
ビジュアル面でも会話や人間関係の面でも、「すごくファンタジーだなぁ」という感じ。
シリアスな展開でも、人の生死に関わる展開ですら、ずっとフワフワとしている感じで現実感のなさがある。
ずーーーっとファンタジー。
セットを凝っているかと思うと、いきなりチープなセットを使ったりする謎の緩急も笑
出てくる生き物達のカクカクとした動きは映像技術のせいかもしれないけど、"キモカワ" とギリギリ受け入れられるか微妙なレベル。
一方でリアリティの追求の必要性を感じられない作風は強いなぁ。
「ウェス・アンダーソンの映画だもん」の一言ですんなり受け入れられる。
会話シーンの人の位置どりや構図とかに関しては、他のウェスアンダーソンの映画でもよく見るので、やっぱり拘りなのかな。
ウェス・アンダーソンの映画って、ビル・マーレイとオーウェン・ウィルソンよく出るね。