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スペース カウボーイのkazu1961のレビュー・感想・評価

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)
3.8
▪️Title : 「スペース・カウボーイ」
Original Title :「Space Cowboys」
▪️Release Date:2000/11/03
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :※※※
🕰Running Time:130分
▪️Appreciation Record :2020-264 再鑑賞
▪️My Review
2作続けてイーストウッド監督作品の鑑賞です。本作は、クリント・イーストウッド主演・監督・製作のSFヒューマンドラマ。
なんと言っても見所は四大名優の共演です。渋さが魅力のベテラン男優陣の共演、クリント・イーストウッド、トミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランド、ジェームズ・ガーナー。ベテラン役者たちが色っぽく、観るものに元気を与える男のドラマですね。
本作、老パイロットたちが、人工衛星の修復という任務を受け40年ぶりに集結、自らの夢だった宇宙飛行へと挑むドラマです。視力は落ち、体力は低下、ランニングではすぐ息があがる。しかし、宇宙への夢を諦めるものか!とガッツでこなしていく。そのたくましさにエールを送りたくなります。高齢とはいえまだまだ枯れぬと恋や友情のエピソードも描かれて、まるで60代の青春映画のような趣がありますね。
そして、これまでのイーストウッド作品ではイーストウッド一人が体現してきたキャラクター・イメージが、本作では四人の男たちに分散されているということから、本作が「チームプレイ」の主題を強調しているといことも分かりますね。
ちなみに実際の年齢はこの時、ジェームズ・ガーナーで72歳。ちなみにイーストウッドは70歳。サザーランドは66歳。トミー・リーはまだ54歳だから本当はまだ年寄りとは言えなんですけどね(笑)
物語は。。。
かつてアメリカ空軍には宇宙探索飛行を目的としたパイロット・チームが存在しましたが、土壇場になって宇宙プロジェクトが空軍からNASAに移行、宇宙へ行ったのは訓練に励んでいた4人の男たちではなく一頭のチンパンジーでした。それから40年、チームの一員だったコービンのもとにNASAから衛星修復の依頼が来ました。。。
トミー・リーが泣ける役柄を体現しています。月に佇むトミー・リーをフォーカスしながら、本編最後に感動的に流れるフランク・シナトラの歌声、「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」がとても印象的でした。
年齢を経てきた私を含め、そう言った人たちが元気と勇気がもらえる作品です!!

▪️Overview
1958年。フランク・コービン(イーストウッド)率いるアメリカ空軍の“チーム・ダイダロス”の4人は、宇宙飛行のため厳しい訓練に耐えていた。しかし、直前になってそのプロジェクトをNASAが遂行。アメリカ初の宇宙飛行士は一匹のチンパンジーになった。それから約40年。NASAからフランクのもとに、故障したロシア衛星を修理してほしいと連絡が入る。彼はこの任務のためにかつての仲間達を集め始める。(引用:映画.com)

出演は、クリント・イーストウッド、トミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランド、ジェームズ・ガーナー。
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