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吸血狼男のkazu1961のレビュー・感想・評価

吸血狼男(1961年製作の映画)
3.6
▪️JP Title :「吸血 狼男」
Original:「The Curse of the Werewolf」
▪️First Release Year : 1961
▪️JP Release Date : 1961/06/16
▪️Production Country : イギリス
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-561 再鑑賞
🕰Running Time : 92分
▪️Director : テレンス・フィッシャー
▪️Writer : ジョン・エルダー
▪️Music D : ベンジャミン・フランケル
▪️Cast. : クリフォード・エヴァンス、オリヴァー・リード、イヴォンヌ・ロメイン、キャサリン・フェラー
▪️My Review
狼男なら本作!!18世紀後期のスペインを舞台に、満月の光が呪われた野獣の血を目覚めさせ、獣の本能に支配される青年の悲劇を描いた狼男映画史上の名作です。
狼男を扱った映画は、ユニバーサル・ピクチャーズの『倫敦の人狼』や『狼男』などがありましたが、ホラー映画を連作していたイギリスのハマー・フィルム・プロダクションが、テクニカラーで製作したのが本作です。ガイ・エンドアの小説『パリの狼男』を、『フランケンシュタインの逆襲』や『吸血鬼ドラキュラ』などを次々と手がけていたプロデューサーのアンソニー・ハインズと監督のテレンス・フィッシャーが映画化しました。原作の舞台はスペインに移され、内容も大幅に脚色されています。
獣の本能に支配され、悲劇の運命を辿る主人公に扮するのは若きオリバー・リード。数々の武勇伝を残した型破りなカルト名優の野性味溢れる熱演に注目です。その他シニエストロ侯爵役に007シリーズなどで知られるアンソニー・ドーソンらが出演しています。

物語は。。。
18世紀後期のスペイン。残忍な領主の戯れで牢に幽閉された流浪者の仔を身ごもった召使い(I・ロメイン)。クリスマスの夜、彼女は男児を生んで息を引き取り、子供は村人ドン・アルフレッド(C・エヴァンス)に育てられ、誠実な青年レオン(O・リード)に成長します。レオンは酒造工場で職を得て雇い主の娘クリスティナ(C・フェラー)と恋に落ちますが、その体には忌まわしい狼憑きの血が流れていました。やがて訪れる満月の晩。呪われた運命に導かれ、レオンは生血の味に狂う狼男に変身します。。。

狼男の獣性を視覚化した特殊メイクも素晴らしい仕上がりで、後続作に大きな影響を与えています。ヴィジュアルは怖いですね!

▪️Overview
狼男の伝説を映画化した怪奇映画。ガイ・エンドールの原作を「ミイラの幽霊」のテレンス・フィッシャー監督が映画化。シナリオを担当したのはジョン・エルダー。撮影をアーサー・グラントが受けもっている。音楽はベンジャミン・フランケル。出演するのはクリフォード・エヴァンス、オリヴァー・リードなど。製作をうけもったのはアンソニー・ハインズ。(引用:映画. com)
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