ドラえもんは猫型ロボット

デモンズのドラえもんは猫型ロボットのレビュー・感想・評価

デモンズ(1985年製作の映画)
2.8
「理性が眠りに落ちると怪物が産まれる」

軽快なビート♪が刻む殺人絵巻🎞
よく分からない不穏な感じで映画🎥が始まるのが、いかにもダリオ・アルジェントっぽい。

鮮やかすぎる血🩸にこだわりを見せるジャッロ映画の巨匠が制作に携わった本作品。
吹き出す血🩸の量に反して、そこまでグロロを感じないのは、映像技術がまだまだな時代のせいか🤔

〈あらすじ〉
街で仮面つけた男から映画の招待券を貰った主人公。友達と二人で劇場を訪れた彼女たちがヒドい目に遭うお話。

フォロイーのRUMIさん『デモンズ』レビュー文に、
脚本にダリオ・アルジェントが入ってる、という情報を得て鑑賞👀
RUMIさん、いつもありがとうございます🙏
感謝です🙇

無料の映画🎬につられて映画館を訪れた人々が悪魔👿に襲われて、次々に悪魔になっていくというお話。
※映画無料をエサにするとは、なんという極悪非道😡

話の中心、というより作品の全ては、【デモンズ】と呼ばれる悪魔🦹‍♀の姿に集約されている。

牙が生え、言語を失い、彷徨いながら、次々に人を襲う姿は、悪魔👿というよりゾンビ🧟

皮膚を裂き、噛みつき、仲間を増やすという設定は今ではゾンビ映画の常識なんだろうけど、これを40年近く前に映画🎥にしているのはスゴいと思う。

また、主人公たちを恐怖に誘う仮面🎭の男の正体や、
エンドロール後のちょっとした仕掛けなど、随所に驚き😳をまぶしている辺りは、さすがアルジェントというべきか。
なかなか見応えはあったと思う👏

ただ、映画🎥の出来栄えとしては……、
正直、今の時代に観ると厳しい部分がチラホラ。

特殊効果をふんだんに使った映像表現や悪魔👿メイクは古く、
話はあってないようなもの。
突然過ぎる展開🚁や内容についていけない部分もあり、一昔前のB級映画、という印象が強かった💦

なかなか人にはオススメしづらいが、
それでも、ゾンビ映画🧟‍♀や昔のホラー映画好きで、まだ観てないよ、という人は、古臭さや急過ぎる展開に目を瞑れば😑楽しめるかと思う。

作中の悪魔メイク🧫が、直前に観た『シン・仮面ライダー』のオーグメイクと重なる部分があり、一人で笑ってました🤣🤣