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モスラ対ゴジラのtetsuのレビュー・感想・評価

モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)
3.8
マーベル祭りも一段落したので、ここらで一旦、ゴジラ祭り再開します。笑

ゴジラ祭り(昭和編)第三弾!!
その一。
(最後には、ゴジラ兄さんの豆知識コーナーがありますので、そちらもお楽しみに~!)

日本に流れ着いてきた"謎の物体"
それはインファント島に生息する"モスラの卵"だった。
卵の返還を求めにやってきた島の妖精"小美人"
しかし、人間の非道な扱いに落胆した彼女たちは島に帰ってしまう。
そんな折、現れた大怪獣"ゴジラ"
そこに、モスラも現れて...。
今、二大怪獣の闘いが始まろうとしていた。

東京オリンピック開催の年に公開された
シリーズ第4作!
1作目で主役を演じた宝田明さんが再登場!(←役柄は別)
前回に比べ、
導入部分からSF設定を押し出してくれるため、飽きづらく、前作より楽しめた印象。

それにしても、
人間って"二大怪獣"戦わせがちですね...。笑

50年以上前の作品とはいえ、
環境破壊やメディアの暴走に人間不信を覚える"小美人"の姿には、現代でも色褪せない魅力がありましたし、
母怪獣として描かれるモスラには、
これまでの怪獣のイメージを変える新鮮さがありました!

ゴジラの尻尾が思いのほか柔軟なことや、モスラの幼虫が強すぎることなど驚きが多い本作、ちょっと意外な結末にも注目してほしい一作でした!

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<ゴジラ兄さんの豆知識コーナー!!>

・今回、登場したゴジラのスーツはこの後、ウルトラQの第1話「ゴメスを倒せ!」にてゴメスに改造されて登場することになる。もちろん、スーツアクターはMrゴジラこと中島春雄さん。

・今回のゴジラのスーツには、"まぶた"の様なものがあるのが特徴!
スタイルがスリムなのもあり、ゴジラ兄さんは、昭和のゴジラで、これが一番好きらしい。笑

・ゴジラスーツの原型は、これ以降同じものを使っているのだとか。

・本作でゴジラが登場するシーンの土を払う動きは、中島春雄さんの発案。

・モスラの映画は本作で二作目。
一作目は、この3年前に公開された単独映画「モスラ(1961)」
(そのため、"小美人"役は"ピーナッツ"さんが続投している。)

・余談にはなるが、ゴジラ兄さんはゴジラの全登場シーンを頭に焼きつけていて、日本全国のロケ地を同じ構図で撮ることができるらしい。
↑もはや、"カメラアイ"という1つの能力だよ。笑

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参考
一度見たら絶対に忘れない。先天性の「カメラアイ」を持つ警官の能力がスゴイ! - Spotlight (スポットライト)
http://spotlight-media.jp/article/333866769061279882
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