ドルフィンキック

電送人間のドルフィンキックのレビュー・感想・評価

電送人間(1960年製作の映画)
3.9
中古DVDを購入して、見ました。

仲間に裏切られた男性が、物質電送装置を使って、復讐を果たそうとするお話。

設定は、良かったんだけれど、ストーリーが、そんなに引き込まれるような内容ではなくて、誰が犯人なのか直ぐに分かってしまうんで、ミステリー作品としても、物足らなかったし、事件解決に主人公の新聞記者役を演じた鶴田浩二さんらが、大活躍するわけでもなくて、やたらと、 犯人が、逃げて、それを主人公達が、走って追う。シーンの繰り返しで、中々、盛り上がりそうで、盛り上がらない。
なので、アクション映画としても、物足りない。
ランニングタイムが、お手頃な作品なんですけれど、少し、長く感じたり、お話が、進みそうで、中々、進まないので、途中で、ダレテしまいまいた。  
ラストも、呆気なく終了して、拍子抜けしてしまいました。

とは言え、特撮作品としては、特撮シーンが、当時としては、良く出来ていて、秀逸で、とても良かったと思います♪

なので、総合的には、それなりに楽しめました♪

やっぱり、東宝変身人間シリーズの中では、「ガス人間第一号」が、設定&ストーリー&特撮描写が、一番ん優れていると、思いますね。(個人的な意見ですが。)

東宝変身人間シリーズは、後の円谷プロダクションの「ウルトラQ」や「怪奇大作戦」の原型と言っても、過言ではなくて、多大な影響を与えた思っているので、そう言う意味でも、とても貴重なシリーズだと思います♪
いつか、東宝変身人間シリーズのリメイク作品の制作も、熱望致します♪

これからも、まだ、見ていない昔の特撮映画やテレビの特撮番組で、見たいと思っている作品が、沢山、あるので、色々な作品を、発掘していきたいと思っています♪