くわまんG

レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会うのくわまんGのレビュー・感想・評価

3.0
続編は更に象徴的で嘲笑的。平坦でクスクスも少なく、寝ずに完走するとかなり疲れます。

みどころ:
プロパガンダそのものへの批判
新カウボーイズの影が薄い
延々と読解力を要求してくる

あらすじ:
メキシコで成功したレニングラードカウボーイズだったが、テキーラが美味すぎてみんなアル中になり、半数が死亡。あぁ、もう家に帰りてえよぉ…。
先の見えない日々をただ生きていた彼らの前に現れたのは、なんと姿を消していた“私腹肥やし野郎”ウラジミールだった。敬虔なクリスチャンになったとか何とか、説教くさくなった彼は「言うことを聞けば帰郷させてやる」と言いだしたのだが……。

「善良なる弱き者達(カウボーイズ)は救われる。対照的にウラジミールやCIA捜査官のような力を手にした唯物主義者は、体のいいプロパガンダを並べ人の上に立とうとし、自由の女神の鼻っ柱に価値を見出だす間抜け野郎。キリストを崇拝しようが、右や左に入れ込もうが、欲深い連中の魂は永遠に満たされない。」…てなところかな。違ってもいいや。これを観るには歳取りすぎたな~。。