観た後に幸せな気持ちになれるんだから、こんなもん良い映画に決まってらぁ
クリスマスとは程遠い4月に観た映画な訳ですが、気分は完全にクリスマスになってましたね。
有名な英国人俳優がこれでもかと集結し、さまざまな形の「愛」を紡ぐ映画で、同時に多くのストーリーを並行して映しています。
どのストーリーも結構面白く、さまざまな設定の上進行していき、「こうなって欲しい」が見事に実現する、様式美的な映画でした。
ストーリーを彩るシーンの数々が本当に魅力的で、コメディ調でクスクス笑いながらしっかり没入できました。
あらゆる形の愛を描いておきながら、全てのストーリーにどこか共感させる部分があって、バラバラのストーリーの中に普遍的なものを見出すような映画の構成が見事。
ラブストーリーとしても、ヒューマンドラマとしても見応えあり。
個人的にはコリンファースのストーリーが1番好き。
アメリカに単身渡り、「英国訛りってだけで女にモテる」と豪語していた彼、大学入学前に「関西弁ってだけで関東の女の子にモテる」と本気で思っていた僕みたいでしたね。結果は彼とは全く違うかったけどね。