おときち

ラブ・アクチュアリーのおときちのレビュー・感想・評価

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)
4.0
SF続いたなぁ、クリスマス近いしなんかないかなぁ、なんて思って「クリスマス 映画」で検索して最初に出てきたのがコレ。詳しく調べないで軽い気持ちで見始めた。
ヒュー・グラント!久しぶりに観た。『アバウト・ア・ボーイ』以来かな。

オープニングのヒースロー空港の映像でいきなりグッときてしまった。考えたら私も簡単な男だな。そしてラスト、またヒースロー空港が出てきてグッときてしまった。

登場人物の多い群像劇だったので、なかなか全員の名前は頭に入らなかったけど、顔は当然としてキャラクターもはっきりしてたので、混乱することなく終了。2時間15分とは思えないぐらいあっという間に終わった。

はぁ、良い映画だったな。
いい話ばかりでびっくりした。あったかい気持ちになったよ。
人物相関図や名前を確認しながらまた観たい。

往年のロックスター、ビリー・マックとマネージャーの話はかなりきた。おじさんになるとおじさんの話に弱い。しかもライバル視してるバンドが「blue」って。あれ「blur」でしょ、きっと。ビリーの歌も良かった。笑える。

作家ジェイミーとオーレリアの話、最後は泣けたわ。あの場にいた全員ステキだった。オーレリアの父ちゃんナイス。

ヒュー・グラント。わたしのイメージするヒュー・グラントって感じでハマってたな。すごく良かった。ダンスかわいい。首相だって一目惚れもするわな。ナタリーの家探しも良かった。

まぁでもトップはリーアム・ニーソン演じるダニエルとサムの話だな。あれはずるい。サム、かわいいかったな。
「片想いより悪いことって?」って。そうね、ないよね。あーかわいい。サムが想いを寄せるジョアンナも良い子で、おじさん一安心。

って、これ書き出したらキリがないな。どのエピソードも良かったよ。

うん、クリスマスにおすすめ。誰かと観るもよし、私みたいに一人で観てもほっこり幸せな気持ちになれます。娘に観せるのはちょっと早いかなぁ。

ミアがセクシー過ぎたのと、カールが部屋に来たときに「1秒だけ待って」って言って隠れてから小さく喜びを爆発させるサラがかわいかったな。

セリフの1つ1つがユーモアがあって、気が利いてて楽しかった。
あ、デイヴィッド首相の記者会見、カッコよかった。あそこだけヒュー・グラントじゃないみたいだったよ。


「世の中に嫌気がさしたらヒースロー空港の到着ゲートへ。ここには愛の光景がある。」
あー、今すぐヒースロー空港行きたい!