スペイン無敵艦隊に挑むエリザベス一世
世界史を知らずに観るとツラいのは前作同様だけど、続編ではメアリー一世との戦いに勝ったエリザベス一世がスペイン無敵艦隊に挑む。プロテスタントのイングランドとカトリックのスペインの対決という構図で、日本人からすると、イギリスは一つと思いきや、中世まではイングランドはグレートブリテン島の有力な王国の一つに過ぎず、スコットランドからも狙われていた。新大陸に渡った冒険者や連れて来られた原住民が出て来て、この時代を反映していた。また、ジャガイモがパタータとして紹介され、タバコも登場。この時代にジャガイモとトマトが新大陸からヨーロッパに持ち込まれたことを考えると、それ以前のヨーロッパの人って、何を食べていたんだろう？ケイト・ブランシェットの迫力が前作より重みがあったと思う。
