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キングコング対ゴジラの群青のレビュー・感想・評価

キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)
3.2
視聴率に悩むパシフィック製薬は何か話題はないかと思っていたら南の島で巨大なる魔神の噂を耳にする。視聴率稼ぎにちょうどいいと探検しに行く。一方その頃北極では眠っていたゴジラが目を覚ました!


ゴジラシリーズ3作目は前作の逆襲から1955年から7年経って作られました。
東宝ではラドンやモスラ、地球防衛軍、バランを挟んでのこの作品。今作からカラーになりいよいよエンタメとしてのゴジラの方向性が決まった作品であります!
そして動員数はゴジラ映画トップの1100万人超!すごい!

登場怪獣
ゴジラ
大ダコ
キングコング

ゴジラは前作と同じ個体だが着ぐるみがまた変わっております笑 キンゴジと呼ばれております。正面から見た顔が横に広い、首が太い、足の指が3本、耳がない、など結構特徴的。比較的分かりやすいかと。萌えポイントはキングコングとの戦いで石を投げられちょっとたじろぐところ笑 もうコミカルな動きをし始める笑

大ダコはそのまんまの名前笑
キングコングの住む島で住民に襲いかかります。撮影はモノホンを使ってミニチュアを破壊させました。この後スタッフがおいしく〜が本当にあったのかな?笑 名前がただの大ダコなのにこれ以後、フランケンシュタインの怪物に出るなどマイナー怪獣の中でも印象的な存在感です。

キングコングはもちろんアメリカ版だと小さいのでゴジラに合わせて巨大化笑 アメリカ版はストップモーションを使っていたが今作では着ぐるみ。美女に鼻を伸ばすのは変わらない笑


雰囲気はvsシリーズと似てて対決モノってここからほとんど変わっていないんだなぁという程オーソドックスに作られております。
キングコングを呼ぶ、ゴジラも来ちゃう。戦わせた方が面白いんじゃね⁉︎いたって普通の流れ。

冒頭のオープニングとゴジラ登場のシーンでゴジラシリーズの有名な曲が二つ出てきます!一つはvsデストロイアの名エンディングでも使われた旋律。これはキングコングのテーマだったというのをこれを観て初めて知りました。もう一つはゴジラのメインテーマのドシラードシラーじゃない方。なんだかんだで3作目での使用。これもびっくり。


俳優陣では平田昭彦さんが出ている。平然とゴジラの解説をしている笑 あなたは8年前にオキシジェンデストロイヤーでゴジラと共に\(^o^)/のはずでは⁉︎笑 まあこういうのたくさんあります。昭和ガメラでも3作続けて別の役柄で主役やってる人いるし笑
それにびっくりなのが浜美枝と若林映子が出演していること!この二人は007は二度死ぬでボンドガールを務めた二人!製作者が今作を見て起用したのだろう。お二人とも綺麗です!個人的には若林映子さんがマジでお綺麗です。


キングコングとの戦いは白熱している。他の作品と違うのは実力が拮抗しているところ。その戦いの先はどうなるのか⁉︎他の作品にはない緊張感がありました。対決モノはここから始まっだと言っても過言ではないでしょう!


2020年にアメリカ版ゴジラの続編でキングコングと戦うことを決定しました。ハリウッドのしかもレジェンダリーという、とにかくなデカイ印象を持つ配給会社がゴジラvsコングを作るわけで結構期待してますよ!
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