いよら

史上最大の作戦のいよらのレビュー・感想・評価

史上最大の作戦(1962年製作の映画)
3.5
プライベートライアン観た時から、いつかD-デイを描いた本作を観てみようと思っていて、鑑賞。

ノルマンディー上陸作戦を色んな視点(イギリス、アメリカ、フランス、ドイツなど)から描いた作品です。
3時間近くと長いので、作戦始まるまでも長いです。でも、こんな過程を経て作戦が実行されたんだなと、そういうのを知るっていう意味では成る程と。

戦闘が始まってからは、やはり、辛い場面も多いですね。白黒なので、その点では少し緩和されるかもしれないですけど。落下傘部隊って、目的地に必ずしも降りれるわけではなくて敵地に降り立ってしまうこともあるし、目的地であっても下が安全とは限らなくて、木に引っかかったり怪我をすることも多く、また仲間と逸れてしまうことも多い、大変な任務だったんだろうなと実感しました。勿論、上陸部隊もあんな鉄の雨の中を上陸するなんて…と思います。ただ、プライベートライアンで落下傘部隊は直接描かれてなかったので、そういう意味で新鮮でした。上陸部隊は、冒頭で否応なしに見せつけられましたからね。。

連合軍側だけじゃなくて、ドイツ軍も描かれるので、この作戦について予期していた人、全くしていなかった人、上層部との関係、そういうのも見れて良かったです。
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