「グラインドハウス」は鑑賞済だけど、「バニシング・ポイント」のオマージュを確かめるため本作のみを再鑑賞。
めちゃくちゃバニシング・ポイントで、知らないで観ていた自分が恥ずかしい。
後半のテネシー州の話で、ニュージーランドからやってきたスタントウーマンのゾーイは、アメリカに来たからには「ダッジ・チャレンジャー」それも「1970年型440エンジンの白いダッジ・チャレンジャー」に乗りたいと言う。
同じくスタントウーマンのキムはその話に興奮するが、女優のリーとメイク係のアバナシーはちんぷんかんぷん。
「女の子のほとんどは知らないからね」とスタントウーマンたちは言う。
前半のテキサス州での話では、冷徹な悪魔のようだったスタントマン・マイク(カート・ラッセル)が、後半は一転オーラゼロになるのは相変わらずおかしい。
そして、ゾーイが窓から車に飛び乗る姿とキレ味たっぷりの回し蹴りは相変わらずかっこいい。
スタントマン・マイクの乗る黒いダッジ・チャージャーはデス・プルーフ(耐死仕様)にカスタマイズされているけれど、ダッジ・チャレンジャーは特別仕様無し!ストックカーレースのレーサーだったコワルスキーそのものだ。