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アル中女の肖像のmiwanのレビュー・感想・評価

アル中女の肖像(1979年製作の映画)
4.0
前の回で観た「タブロイド紙が映したドリアン・グレイ」では、不覚にも寝てしまったので、気持ちを入れ直して鑑賞!
なのに、また寝てしまった、、、

アル中の女性を演じているタベア・ブルーメンシャインが陶器のように美しい。何となくジェニファー・ローレンスっぽい可愛さというかコケティッシュさもあってすごく魅力的。でも、アル中。
『飲むために生き、飲みながら生きる、酒飲みの人生』って、全くアルコールがダメな私にはまったくわからない。いや、『食べるために生き、食べながら生きる、食いしん坊の人生』に置き換えてみれば何となく共感できるのか??

あらゆる物がぶちまけられて、飲んだ分だけグラスが割られ、そして果てることなくアルコールが運ばれてくる。
携帯用(?)のコップをカシャっと開く姿がカッコいい!でも、アル中。
私だったら「あーヤバイ!食べ過ぎちゃったー」ってなるけど、彼女には後悔という言葉はない。

『タブロイド紙が——』にも登場した擬人化人物が結構好き。
「社会問題」「正確な統計」「良識」というおしゃべり好きな三人の女性。
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