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ブレイブ ストーリーのkazu1961のレビュー・感想・評価

ブレイブ ストーリー(2006年製作の映画)
3.3
▪️Title : 「ブレイブ ストーリー」
Original Title :※※※
▪️Release Date:2006/07/08
▪️Production Country: 日本
🏆Main Awards : 第30回日本アカデミー賞
優秀アニメーション作品賞
▪️Appreciation Record :2020-180 再鑑賞
▪️My Review
公開当時、本作の宮部みゆきの原作が大好きだったこともあり、ロードショーでも鑑賞し、さらにいまも手元に残っているDVDを購入するほどハマっていた記憶が有ります。
それは、本作が持つメッセージ性。「運命は誰かの力で変えてもらうものではなく、自分の力で変えていくものであるということ。そして運命を受け入れる勇気が何よりも大切なんだということ。」これにいたく共感したんですね。
更に、作品のストーリーです。現実世界で深い悩みを抱えることになった主人公の亘が、そんな現実を打破するために、現実世界を飛び出して異世界で冒険し、世界を救って、再び現実世界に戻ってくる。 このプロットがとても斬新なものに感じたんですね。
しかしながら、残念なことに再鑑賞してみると、そこまでの過去の自分が評価した水準にまでは至りませんでした。
原作はその後も何度か読み返しましたが、やはり
その原作が1,000ページ以上の大作であるため、それを2時間程度の映画に纏めるにあたってはかなりの部分を編集せざるを得ず、原作が強く印象に残った今、かなり映画が薄っぺらに感じてしまったのかもしれません。。。
物語派。。。
ワタルはどこにでもいる普通の小学5年生でした。しかし平凡な日常はある日、何の前触れもなく崩壊した家族。家を出ていってしまった父、ショックに耐え切れず自ら命を絶とうとした母。ひとり取り残されたワタルの胸にこみ上げてきた思いはただひとつ「こんな人生、間違ってる!」運命を変えるんだと。真っ白になったワタルの頭に、最近転校してきたミツルの言葉が浮かびました。「幽霊ビルの階段の上に、運命を変える扉がある。扉の先は、お前みたいなお気楽なお子様が耐えられるところじゃないけどな」たとえ、そうだとしてもぼくは行く。ビルに駆け込んだワタルの目の先に、その扉はそびえ立っていました。扉の向こうで待ち受けるのは、剣と魔法のファンタジーの世界。総合評価35点の“見習い勇者”ワタルの冒険が始まります。。。
あと、映画では美しいCG映像と、Aqua Timezの唄う主題歌「決意の朝に」が印象に残ってますね。

▪️Overview
宮部みゆきのベストセラー小説を、世界屈指のアニメーションスタジオGONZO、フジテレビ、ワーナー・ブラザース映画の3社が手を組んで作り上げたアニメーション大作。父親が家出をしたために、家庭崩壊の危機に直面した11歳のワタルが、運命を変えることが出来るという世界「幻界(ヴィジョン)」へと旅立つ。声の出演は、主人公ワタルに松たか子。監督は千明孝一。(参考:映画.com)

声の出演は贅沢!!松たか子、大泉洋、常盤貴子、ウエンツ瑛士、今井美樹、田中好子、高橋克実など。
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