鎌谷ミキ

無法松の一生の鎌谷ミキのレビュー・感想・評価

無法松の一生(1958年製作の映画)
4.0
【あっ!ヨイヤサー!ドンドドン】

[あらすじ]
「無法松」という愛称を持つ人力車夫の富島松五郎(三船敏郎)は、木から落ちてケガをした少年と出会う。彼を家に送り届けた松五郎は少年の父に気に入られ、家に出入りするようになる。しかしその父は病をこじらせ、妻と少年を残してこの世を去った。残された2人は松五郎を頼りにし、松五郎も2人の面倒を見るようになる。

[レビュー]
加瀬亮出演『オリヲン座からの招待状』で出てくる『無法松の一生』やっと見れました😂なかなか観るタイミングが訪れず…

オリオン座〜を観てない方には。映画館の話なんですね。そこで館長が好きな映画ということで、本作のシーンが出て来るんですね。結構唐突に。しかも、クライマックスだけ。なので「何の話?」ってなるんですよ、それだけ観たら😂ちゃんと最初から観てのクライマックスは、やっぱり迫力が違いました!

キアヌもダイスキ!三船敏郎主演、です。これはモノクロをカラーにしたバージョンです。
人力車やってる男の小さい頃から◯◯までの間の話です。なんか、です😄

無法松がなんと愛くるしい!男くささもありつつ、女にめっぽう弱いという一面もある、まさに今ではモテモテ男子💚尽くす姿もキュンです💓『七人の侍』とは違った三船さんの演技に気づいたら釘付け👀クライマックスノリノリでした💃ラスト、実はせつないんだけどね…

クラシックですが、なんか難しい要素があると面白味が湧かないんですが、人間ドラマだと観れますね。こんな作風とか、小津安二郎監督が合ってるみたい😁

序盤、みんながいる寄席で七輪ににんにく入れて焼いてる姿に「この映画大丈夫か?」ってなったんやけど、子どもを助けてからは微笑ましい話になっていくので。

無法松、よかったな。ホントに。祇園太鼓、よっしゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

☆*………………………………………………………☆*

『ジョン・ウィック4』ですが、例によって次男が体調不良…いつものこと、です😢

今日は調子も戻ってきたので、地元の秋祭りに行ってきました。去年から復活してるのですが、東京行きを去年は優先したため4年ぶりの参加。
映画は祇園太鼓でしたが、なかなか体に響く屋台の太鼓。

地元の屋台は練り歩く時は車輪で引っ張るぐらいだけれど、神社の階段を登るという儀式があって。その時やその道筋はちゃんと"担ぎ"ます。

んで、私の実家の屋台(自宅は別の町名)は、それを一日免れる(2日間ある)代わりに、同じ町の神社のちょっとした階段を練習がてらに登り降り。たまたま早く着けたので、間近で見ることができたのですが、これが大迫力。重ーい重い屋台を持ち上げるだけでも大変なのに、段差に気をつけながら汗だくになって担いでる男性達に、キュンですよ💚これ、自分のお父さんとかだったら、確実に株が上がりますよね。地元の祭りって、そういうのにも貢献してるんかな、なーんて違う視点で見れました。

ちなみに。屋台のある町に持ち家があって、村入りしないと担げない…私らは、どさくさに紛れでハッピ着るぐらい😂さっ、日本酒飲むぞ🍶

秋祭り?屋台?という人はこちらを参考に↓
https://www.kobe-np.co.jp/news/touban/202310/0016871959.shtml
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