ましゅー

ザ・フォッグのましゅーのレビュー・感想・評価

ザ・フォッグ(1980年製作の映画)
3.6
やっぱり投稿が滞る…😩
年明け1月中に破竹の勢いで、劇場で既に10本鑑賞したのに…もう2月になってしまったのに…post出来たのはまだ3本…。

おかしい。
平日は帰宅が少々早くなっても22時前後なんでよっぽど気合を入れないと無理として、週末に2本投稿が限界ってどういう事なのか…。
しかも1/21からまん防に突入していつもの華金(死語🤣)立ち飲みも先週からしてないというのに。
.
.
という訳で、かなり過去の事になってしまってきてますが😅1/10(月・祝)劇場鑑賞の2本目。
ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022の2本目でもあります。

ニューヨーク1997と同日ながらも有楽町から新宿にヤサを変えたら、また違う作品が観れるって、最高じゃないですかね😆✨
.
という事で、監督作品中未見だった残り7本のうちの1本、本作であります。
カーペンターの魅力は前回のpostで散々述べたので😂当作品に絞って参りましょう。
.
.
(以下 レトロスペクティブ公式サイトより抜粋)
港町アントニオ・ベイの誕生100年祭を迎える午前零時、灯台に拠点を置くラジオ局のスティービーが町の誕生日を告げた。それと同時に町は濃い霧に包まれ、続々と怪奇現象が起こる。100年前の怨みを晴らすために霧と共に現れた亡霊たちは、次々と住民を惨殺していく。
(引用終わり)
.
.
いわゆる正統派『ホラー』。
亡霊が霧と共にやって来て人を殺す、オカルティックなやつですね〜😁
.
キャンプファイヤー中に老人の話す昔話=惨劇=怪談から始まり、灯台内にあるローカルラジオ局の深夜放送中にディスクジョッキーが見る海の異変(妙な光と霧)、深夜営業のコンビニ?では物が勝手に倒れ、ガソリンスタンドでは給油ノズルがひとりでに落ちて油がドクドクと溢れ、そして神父が教会内居室の壁が自然に崩れ落ちた穴の中から発見する100年前の怨嗟の日記…。

ヒッチハイクで乗り合わせた車のフロントガラスはこれまた突然割れて砕け散り、異変のあった海では霧に包まれた漁船の乗組員が亡霊に殺され…😫!
.
そうした深夜の怪奇現象に大半の町の人達や為政者は気づかないまま夜は明けて、人々は町の生誕100年の祝賀ムードで浮かれつつ準備を進めながら、夜の生誕祭に集うのだった…

…と、進行は極めてオーソドックス。
.
その亡霊の姿もはっきり見せなかったり(多分造形が当時にしてもチープだったのでしょう😅)、ところどころドキッ!とさせようとする見せ方はあるものの、現代のホラーに比べたら、てか前作「ハロウィン」と比べても、切迫したサスペンス・恐怖感が強くなくて、正直そんなに怖くなかったり😂なんですがね。
.
.
ディスクジョッキー役の女性は「ニューヨーク1997」でブレインの女を演じる事になる(制作年代でいうとこちらの方が前ですね😅) #エイドリアンバーボー 。この作品ではその爆裂巨に◯うは見せてくれません😭 (しかも、知らなかったんですがいっときカーペンターの奥さんだったんですか😲❗そりゃ積極的に起用するわけだ😅)
.
そして「ハロウィン」に続きヒロインの一角を担う #ジェイミーリーカーティス 。ピンの主役ではないんで出番もバンバンに多くはなく、前作で『スクリームクイーン』との栄冠を得ることになった『叫び』のシーンもちょっとしかないんですが😖、ハロウィンでは見せなかった、行きずりの男とのベッドシーンも見せてくれて(と言っても二人でベッドに入って寝そべりながら会話してるだけですけど😅)存在感はやっぱり強めです😁
.
他の出演者は、流石に古い映画なんであまり知らないですが、他にも名前だけは聞いたことがある #ジャネットリー も、秘書を従えた町の有力者らしき年配の女性として出ています。
.
先にも触れたように、全体的にあまり怖くはないんですが(なんせ昔の映画ですから😅)
・霧と共に現れる亡霊という、いきなり出てバーーーン❗ではない雰囲気の作り方
・主役ローリーのみに焦点を当てたハロウィンが特異だったのか、その他カーペンター作品での大枠スタイル、群像劇が楽しめる点
・何故 亡霊が人を襲うのか?との真相が明かされるも、結構直接的に関係ない人々が殺される理不尽さとか
(特にディスクジョッキーの息子のベビーシッターのお婆さん、可哀想でしたね〜😢)
という、古き良き王道ホラーの手堅い演出が、逆に安心感を醸し出すのです😆✨‼️
.
あ、でも安心してください。
一安心と見せかけたラストもラスト、その直後に、素晴らしいオチが待ってますので😂!
これこそ #ジョンカーペンター なのです🤣👍‼️
ましゅー

ましゅー