たけちゃん

マスク・オブ・ゾロのたけちゃんのレビュー・感想・評価

マスク・オブ・ゾロ(1998年製作の映画)
4.1
学ぶ者に、師現れる……


マーティン・キャンベル監督 1998年製作
主演アントニオ・バンデラス


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、8月10日はアントニオ・バンデラスのお誕生日。なんと、今日で60歳の還暦です!
そりゃあ、祝わないとだわ( ˘ ˘ )ウンウン


【アントニオ・バンデラス】
1960年8月10日、スペインのマラガで生まれました。
このマラガって都市は、スペイン有数のリゾート地コスタ・デル・ソルの中心にあり、また、歴史的には紀元前770年頃にフェニキア人によって作られたマラカに遡るってwikiにあったけど、これ日本だと弥生時代だもんねぇ。
すごい歴史のある街。
僕は北海道人でもあるので、歴史のある土地には憧れるんですよね~。いつか行ってみたいなぁ。

そのマラガで生まれたアントニオ・バンデラスは、20歳でマドリードに移り舞台で腕を磨いていました。
1992年にハリウッドデビューしたんですね。

僕がアントニオ・バンデラスという名前を意識したのは、先日レビューした「デスペラード」だと思います。そこからはずっとファンですよ。
でもね、「ドクター・ドリトル」に出ていたのはクレジット観るまで気づかなかった~(||´Д`)o
すごい雰囲気変わっていて、渋イケおじになってました(笑)。ますます目が離せませんね!







さて、映画です。
あれ~?
フィルマのスコア、低すぎない?
僕は今作、大好き\(^o^)/


アンブリン・エンターテインメント製作からも分かる通り、今作は製作総指揮にスピちゃんの名前がありますからね。僕との相性は絶対に良い!

監督のマーティン・キャンベルは、今作の前に「007ゴールデンアイ」を撮ったり、この続編や、同じく007でダニエル・クレイグ主演の「カジノ・ロワイヤル」を撮ったりしていて、なかなかの敏腕。まぁ、あの「グリーン・ランタン」もこの監督ですけどね(ˆωˆ )フフフ…ボクワスキ
今作もアクションの演出が良かったですよ~。



主演のアントニオ・バンデラスは、実は2代目のゾロ。
初代は、なんとアンソニー・ホプキンス。
スタントだとは思いますが、ゾロのアクションが実に良くてね!オープニングシークエンスだけで大好きだ~ってなりました( ˘ ˘ )ウンウン
こういうアナログなアクションが本当に好き。

アントニオ・バンデラスのゾロに代わってからも素晴らしいですよ。
初代から鍛えられるシーンは、「酔拳」で師匠に鍛えられるジャッキーのようですし(ˆωˆ )フフフ…
だんだんと技が上達していくと、剣を持つ姿もカッコよくて。ヒゲを剃ってからは、まじイケメン!
アントニオ・バンデラスの身軽さも見事ね。
特に、騎兵と戦うシーンの馬上でのアクションが凄くて。どこまでアントニオ・バンデラスが演じているのか、メイキングを見たかったなぁ。円盤買おう~。
ラストの鉱山での戦いも楽しかった。
このくらいの演出が好きなんだよね( ˘ ˘ )ウンウン


で、初代ゾロ、ドン・ディエゴ・デ・ラ・ベガの娘エレナがキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。
まぁ、ゴージャス!
僕、実はキャサリン、あんまり好きではないんだけど、今作は良かったなぁ。
2代目ゾロとの剣闘シーンはサイコーよ(ˆωˆ )フフフ…



「怪傑ゾロ」って、ダグラス・フェアバンクス主演の1920年作品に始まり、多数の作品があるんですが、今作の良いところは、よく知られているゾロではなく(今作ではそれが初代ね)、その後の2代目ゾロのストーリーにしたところですよね。だから、話に新鮮味があって楽しめました。
初代のアンソニー・ホプキンスも良かったし、アントニオ・バンデラスの魅力もたっぷりと出ていて、今回、改めて観ても好きの印象は変わらず、ほんと、楽しめました。
U-NEXTには続編含めて配信されてるんで、みなさんも昔ながらの活劇として、是非、楽しんで欲しいです。


今日で60歳を迎えたアントニオ・バンデラス。
これからも渋カッコイイ役者でいてください( •̀ω•́ )و✧