ばーとん

グリードのばーとんのレビュー・感想・評価

グリード(1924年製作の映画)
4.0
展開がことごとく予想を裏切っていく。1920年代の映画なのに70年代頃のニューシネマみたいだ。荒野の決闘シーンに至っての急激なテイストの変化にはたまげた。半ばキャラクターの心象を映像化しているのだろうが、センスが50年は早い。シュトロハイムはリアリズムの作家と呼ばれるそうだが、これは字義通りのリアリズムを超克したとろこに宿る映画的リアリズムの意味だったのか。まるで天才じゃないか。
ばーとん

ばーとん