#マッドマックス
1979年公開のマッドマックス第一作
フュリオサ公開前にひさびさに復讐視聴、いや復習視聴
70年代の映画で、まだまだ予算も少ない規模感でありながら、怒りのデスロード観賞後に見るとニヤニヤしちゃう要素満載で楽しい。
ジョージミラー監督はカット割りと編集がイイよね。
ただバイクにエンジンかけて走り出すだけ、みたいなシーンでも、足元見せて~キー回して~フロントから道路見せて~地面スレスレ視点で爆走!みたいな流れで見せてくれるので映画に躍動感や推進力がある。
初めて観た頃はよくわかっていなかったけれど、マッドマックスって近未来版西部劇なんですね。
『マンダロリアン』がスターウォーズ世界で西部劇をやったのと同じで、
70年代から見た荒廃した近未来世界で、馬をバイクと車に置き換えての西部劇。
ならず者たちが訪れた町で狼藉を働き、人を馬、いやバイクで引きずったりしてたら保安官がやってきて~的な世界観での復讐劇の話。
<以下、ネタバレあり感想など>
・オープニングでのマックス登場タメまくりイイネ
・サンシティーにはびこる暴走族たち、「暴走族」なんてなまやさしい単語で語っちゃダメな連中で最悪。
・北斗の拳でよく見た黒の革ジャン/肩パッド/すね当て防具/切り落としショットガンetc
・そういえばマックスにも家族がいたんだなあ...
・舞台のメインになる田舎道、アメリカングラフィティーでも観たようなノスタルジー感あって好き
・高跳び棒とか鎖とか、喉ヒューヒューとかウォーボーイズの原型たくさんあって楽しい
・V8マシンのフロントからの絵、好き
・警察の人が剣道の防具つけて竹刀持ってて草
・イモータンジョーの中の人の死にざまニヤニヤする
【スコア】
★4.0で。
・シンプルでわかりやすいストーリー
・独自の世界観の原型をこの作品規模で見せた功績
・これ人死んでね?ってなる激しいスタント
今でも十分に観賞に耐えうる名作だなあと改めて感じました