スタローン&ステイサムの人気(?)アクションシリーズ第4作。
2024年、最初の劇場観賞映画はコレでした。
池袋グランドシネマサンシャインのDolbyATMOSで観賞。飛行機の爆音が特に良かった
◆消耗品軍団
スタローン演じるバーニーが、エクスペンダブル<消耗品>の猛者たちを集めて無双するアクションシリーズ。
シュワちゃん/ミッキーローク/ジェットリーなど、
「一世を風靡したけども最近ちょっと見ないなあ」的な、あの超有名アクション俳優をスタローンがスクリーンに連れ戻して大暴れさせました、
のキャスティングが、劇中の消耗品軍団の設定と重なって面白さを倍増させてきた本シリーズ。
しかし4作目となる今回はさほどの大物が登場するでもなく、シンプルに普通のステイサム無双映画になっていたような。
ミーガンフォックスだけはちょっとお久しぶり感あったけども、他は正直小粒なキャスティングだったような。
<以下、ネタバレあり感想>
◆キャスト
・ステイサム
安定の無双。
アクション盛りだくさんだったけど、バイクのシーンがいちばん好きだった。
序盤の指輪取り返しにいくシーン、あの流れだったら指相撲で無双するステイサム(どうやるのかは知らんけど)を見せて爆笑させて欲しかったなあ
彼が浅めにニット帽をかぶると、なんか知らんけどそれだけでアガります。
・スタローン
今作は出番少なめ。展開はバレバレだけどまあアガる。
あのキャラへの仕打ちだけはダメじゃねと思ったけども...
・ドルフラングレン
酒飲むと無双するポンコツおじさん。
キャラ設定は秀逸だったのでもっと活躍させてほしかった
・トニー・ジャー
今回いちばん良かった。
助けにくるってわかりきってはいても、やっぱり盛り上がる。
・イコ・ウワイス
スターウォーズEP7でカンジクラブのメンバーだった人(タスリーチじゃないほう)
悪役としてけっこうキャラ立ってたと思う。
・アンディガルシア
正直、この俳優であのキャラで出てきた時点で、なんとなく察してしまう展開ではあるが、まあ推理モノとかじゃないので脚本にケチつけても仕方ないか。
最期エグすぎ
・ジャンボ・シュリンプ
賭けで勝ったから指輪をゲットして飾ってただけなのに、なぜかメリケンサックでしこたま殴打され指輪を強奪され(強盗致傷罪)
飛行機内の荷室に閉じ込められ(監禁罪)
挙句、身代わりに焼死させられる(殺人罪)
マジでなんも悪いことしてないのに悲劇の最期を迎える今作でいちばんかわいそうな人。
ポリコレポリコレと騒がれる昨今、小人症?的な役者が演じる彼にあんな仕打ちをしてこの映画大丈夫なのか?と不安になる
◆映像
30年前の映画かよレベルのチープな合成シーンがちょいちょいあって目を疑った。
製作費約1億ドルらしいけれど、ゴジラマイナスワンを6本撮れるほどの予算がいったいどこに使われているのかマジでわからない
【スコア】★3.0かな...
ステイサムとスタローンのイチャイチャ感を見ているだけでまあチケット代の元くらいはとれたかなという感じ