まさしくこれぞ本物の映画愛。
彼が撮っている作品の名シーンが劇中に溢れてくる為、少なくとも映画史に残るあの『プラン9・フロム・アウタースペース』だけは先に観賞してからの方がオススメ。
間違いなく数倍楽しめます。
何より本作はジョニー・デップが嬉々としてエド・ウッドを演じ、個人的には彼の一番のハマり役で存分に魅力炸裂。
オーソン・ウェルズとの邂逅だけはフィクションらしいが、むしろ見事な脚色で最高のシーンに。
天才とは何を棄てても突き進める愛を持てるか否か。
しかしやはり愛とは執拗にこだわりすぎると狂ってしまうのだなぁ。