全世界待望のデイミアン・チャゼル監督最新作は、劇中同様ぶっ飛んだ予算(102億円!)をかけた歴史モノの超大作。
この作品の撮影当時はまだ30代半ばという、紛れもなく若手天才監督のド真ん中最前線。
冒>>続きを読む
まさにポスタービジュアルが全て!と言わんばかりの圧倒的一点突破なワンシチューエーションスリラー。
『海底47m』の亜種だと思えば、同プロデューサーによる同制作チーム。
発想自体はとにかくシンプルで、>>続きを読む
とある極秘任務を遂行すべく爆撃機に乗り込んだ一人の女性大尉が、空の上で謎の生物とタイマンする…
という80年代のノリ?すら感じるB級全開の香ばしさ、しかもそのヒロインを演じるのがクロエ・グレース・モレ>>続きを読む
奇しくも天下のディズニー版と同年公開となったシン・ピノキオ対決。
お伽噺を語らせたら簡単には負けるはずのないデルトロが、オリジナリティ溢れたビジュアルで挑む。
冒頭から不穏な毒々しさはたっぷりだが、>>続きを読む
ディズニーの傑作古典を最新技術で実写へとリメイクの最新作。
ピノキオ×トム・ハンクスと力の入れようは明らかだが、コロナ禍の影響をもろに受けディズニー+による限定配信へ。
観る前は流石にゴツ過ぎるので>>続きを読む
2017年に賞レース界隈を賑わせた「スリー・ビルボード」のマーティン・マクドナー監督の最新作。
主演はマクドナー作品の常連、コリン・ファレルとブレンダン・グリーソン。
物語は前作同様、何気ない日常か>>続きを読む
「どうやら悪い夢を見ていたようだ…」
観賞後はまさにそんな言葉がハマるシュールな怪作スリラー。
舞台は神秘的な霧に包まれ静まり返る、凍てつくアイスランドの荒野。
まずはこの作品全編に渡る冗長なスロー>>続きを読む
原作は夢枕獏による同名小説。
2016年には既に実写映画化済み。
作画は「孤独のグルメ」でお馴染み谷口ジローで、同氏の根強いファンが多いフランスにて制作されたアニメ版。
エヴェレスト登山史上最大のミ>>続きを読む
このコロナ禍を経て(という台詞もまんま劇中に飛び出す)虐げられた飲食業界をバックに、高級グルメカルチャーへの痛烈な皮肉が炸裂する一本。
これは「新説・注文の多い料理店」。
舞台となるのはミステリーで>>続きを読む
バーフバリに引き続き、またもや世界中を沸き立たせたS・S・ラージャマウリ監督。
幼少期からインド神話のコミックを読み漁っていた彼らしく、前作よりそのケレン味は大盛り増し増しに。
歴史的背景を踏み台に>>続きを読む
皮肉にも観客に優しい邦題サブタイトルのおかげで、作品の肝がネタバレしてしまっているコチラ。
それでも相変わらず尖りまくったA24クオリティで衝撃度は高い。
超高画質カメラによりとにかく終始画面は美し>>続きを読む
ブラックアダムというか、最早ロック様そのまんまでは??
という野暮なツッコミは脇へおき、久しぶりにパワフルで明朗闊達快作なDCダークヒーロー映画。
前述のようにまさにロック様の生き写しのビジュアル~>>続きを読む
数年前にどこかの邦画で既視感ありありなポーズが劇中大活躍するが、正直あの作品とのクオリティは雲泥の差。
チープに見えがちなワンシチュエーション、という設定すら逆手に取ったそのアイディアは笑撃。
これ>>続きを読む
虚実共に王という圧倒的主役が亡き後、関係者全てが苦心の上創られた世界初の歪なる続編。
どこまでその大き過ぎる穴を埋めつつ、MCUというハードな制約の中で黒豹の爪痕を残せるかが腕の見せ所。
上記の通り>>続きを読む
ご存知、世界中でメガヒットした「アバター」13年ぶりの続編。
またもや現在進行形でとんでもない興行収入を叩き出しているので(日本だけはそうでもないが)今頃はキャメロン御大もホッと一安心のはず。
前作>>続きを読む
昔ながらの航空パニックというジャンル映画のある種の到達点。
それを当たり前のように見せてくれる辺りは、最早どこか余裕すら感じる流石の韓国映画。
この手の作品は不謹慎ながら只でさえエンターテイメントと>>続きを読む
26年ぶりにあの彼等が劇場の大画面で最新技術でイキイキと動き回る。
それだけで当時熱狂した人間からすれば、彦一以上に要チェックせずにはいられない。
公開前からプロモーションの仕方でいらぬ味噌がつき、>>続きを読む
ディズニー+が存在したのはディズニーアニメやスターウォーズを観る為でなく、この映画の為だったのかもしれない。
そんなある意味異色の組み合わせとなったディズニー+限定配信の秀逸ホラー。
そもそも人間の>>続きを読む
ダニエル・クレイグ演じる名探偵ブノワ・ブランを主役にNetflix映画としても大ヒットした「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」の続編。
今回も古典ミステリーを下地に、超豪華キャストで賑やかにアッ>>続きを読む
お金を稼ぐ為に作品選びを厭わず迷走中の(個人的には嫌いじゃない)ニコラス・ケイジの最新作。
リービング・ラスベガス以来の入魂の演技で面目大躍如と話題の本作。
飼っていた愛すべきトリュフハンターの豚を>>続きを読む
ご存知トイ・ストーリーのバズ・ライトイヤーにスポットを当て、スピンオフという立ち位置でいて実はこれがオリジンという本作。
アンディ少年がこの映画を観て、バズ好きになった彼の性質が描かれる。
冒頭の展>>続きを読む
「ゲット・アウト」「アス」と人種差別というテーマを、そのまま作品自体の骨格へ持ち込んできたジョーダン・ピール監督の最新作。
今作はそのテーマ性を半歩だけ下がらせ(本質は変わらずだが)、大スクリーンで観>>続きを読む
「皆さんは祈りを信じていますか?」
この冒頭の語り口は巧妙で100点。
実在した台湾のカルト教団をモチーフにグイッと一気にその不穏な世界へと引き込んでくれる、ブレアウィッチ系正統派モキュメンタリー。>>続きを読む
これで通算7作目となるプレデターフランチャイズの最新作。
今回はこれまでの正統な続編ながら時代設定は遠く遡り、人類の戦闘力がまだ微力だった北米植民地戦争時代へ。
ディズニー+での配信限定作品。
17>>続きを読む
日本でも90年代に放映された懐かしの同名アニメ「チップとデールの大作戦」の正統な新作続編。
恐らく当時の観客層を意識しディズニー+にて限定配信だが、それだけでは勿体ない程の攻めたハイクオリティ。
そ>>続きを読む
こいつはまたとんでもない韓国映画がNetflixから爆誕。
記憶を失ったとある主人公が、体に爆弾を仕掛けられつつも危険な任務に挑む姿を描いたアクション。
…と聞けば、散々これまで世界中で擦られまくっ>>続きを読む
夏休み映画としても歴代シリーズと比べても特大ヒット中の、みんな大好きワンピース劇場版の最新作。
原作も欠かさず読んでいるが、いよいよあれやこれやの伏線も回収し始めラストスパート中の本作に期待度は上がる>>続きを読む
お馴染み大人気ジュラシックシリーズの6作目にして、一応の完結作。
前作『炎の王国』のラストで味方の手により(これは意外だった)文字通り、世に放たれた恐竜達がこの地球で我々と共存していけるのかが今回の要>>続きを読む
個人的に1、2を争うほど好きな鬼才映画監督ポール・トーマス・アンダーソンの最新作。
ちなみにタイトルのリコリス・ピザとは一風変わったピザの名前…ではなくアナログレコードのスラングであり“LP”と掛けた>>続きを読む
世界中で特大メガヒットを記録、トム・クルーズ主演作としてオープニング成績をも塗り替えたご存知MTV映画「トップガン」の36年ぶりの続編。
残念ながら他界した名匠トニー・スコットのDNAを「オンリー・ザ>>続きを読む
お待ちかね、来たぞ我らの庵野秀明版ウルトラマン。
来年公開「シン・仮面ライダー」と撮影が被った為に少し距離は置きつつの共同製作…との事だったが、エンドロールを見る限りやはり何だかんだで庵野ワールド全開>>続きを読む
歪ながらもこれまで「人生はビギナーズ」「20センチュリー・ウーマン」と2作続いて両親との絆を描いてきたマイク・ミルズ監督。
そして今作のテーマとなるのは奇しくも?無垢な子供との向き合い方。(しかも実の>>続きを読む
ドラマ「ワンダヴィジョン」「ロキ」に続き前作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」からいよいよ本格的に禁断のマルチバースの領域へと踏み入れたMCU。
可能性としては無限に広がる一方、その大風呂敷を如>>続きを読む
「ハリー・ポッターと賢者の石」の約70年前の魔法生物学者ニュートを主軸に描いた前日譚、ファンタビシリーズの第3作目。
本編よりも激しいお騒がせジョニー・デップ元夫婦の泥沼バトルの影響で、超重要キャスト>>続きを読む
第94回アカデミー賞でNetflix映画にして最多11部門12ノミネートを成し遂げた本作。(但し受賞したのは監督賞のみ)
監督はその経歴にしては比較的寡作で、1993年の名作『ピアノ・レッスン』を撮っ>>続きを読む
本年度アカデミー脚本賞受賞の、監督・製作・脚本を兼ねたケネス・ブラナーの半自伝的作品。
1960年代後半に領土の帰属を巡って繰り広げられた、北アイルランド問題に巻き込まれたとある家族の物語。
冒頭か>>続きを読む